今年後半は思いの外、朗読出演の機会をいただき務めることができました。
11月の公演をすべて無事終演し、年内の朗読出演は終了いたしました。
それぞれの会にご来場くださいました皆様、応援してくださったお気持ちに感謝します。
どうもありがとうございました。
★12日(土) アンサンブル煌里(きらり)朗読コンサート <於 東京YWCA会館 カフマンホール>
私は急遽出演をお引き受けしました。そのため、前宣伝はできませんでしたが、
こちらはYWCAの関係者様・会員様と、一般参加のお客様が会場いっぱいにお越しくださいました。
私はかつて10年ほど語ってきたモンゴル民話「スーホの白い馬」を、10年ぶりくらいに朗読させていただきました。
馬頭琴/美炎さん、パーカッション・ドラマー/前田仁さん、
フルート/長谷川広美さん、ピアノ/斎藤利理子さん
朗読・司会進行/野田香苗
★23日(祝・水) joプロジェクト<<キョウユウ>> 第11回公演
朗読館「解かれる手 繋がる手」with 文豪散歩4/10集 <於 プーク人形劇場>
主宰の三田朱美さん企画の朗読会に、私は4回目の出演。今回は「7’s blood」(瀬尾まいこ/著)の作品に、
異母姉弟の、弟役で三田さんと共演。リハーサルの数を重ねながら解釈と気持ちを合わせていき、作品づくりの
過程は楽しいものです。 三田朱美さんをはじめ、中村悦子さん、池田道子さん、そして永田雅代さんの音楽と
ご一緒させてもらえて昼・夜2公演、とても幸せな時間でした。
ウクライナ支援チャリティー公演として開催されました。その支援金についてご報告です。
当日お客様からの募金は\40,411をお預かりしました。joプロジェクトの会からの分を合わせまして、
合計¥60,411を、11月25日に日本赤十字社ウクライナ人道危機救援金として送られました。
皆様のあたたかいお気持ち、ご協力に、心より厚く御礼申し上げます。どうもありがとうございました。
おまけの写真(打ち上げ)
★27日(日)「安房直子単行本未収録作品集 ご紹介の会」
安房直子記念会~ライラック通りの会~ 主催 (ZOOM オンライン)
前身「花豆の会」が長年収集した安房さんの単行本未収録作品の数々を、当会が引き継ぎ、
その後発見された数編も加え、テキストデータを起こして校正し、冊子全七巻になることが実現しました。
幼年童話、物語、作品のあとがき、詩・短歌、エッセイ、対談・インタビュー など多岐に渡ります。
(この作品集頒布は、ライラック通りの会 会員様のみに限らせていただいております。ご了承ください。)
私は微力ながら校正スタッフの一人に参加。このご紹介の会にも、トーク出演させていただきました。
★27日(日)~12月4日(日) 音声配信「ちいさな曲芸師バーナビー」
風流楽(ふる~ら)による朗読とチェンバロ演奏で、初の試みとなる音声配信公演
クリスマスコンサートが今年も予定できませんでしたが、遠方の方にも聴いていただける機会となりました。
選曲・構成は、奏者の渡邊温子さん。過去の上演の時と違い、調律法にもこだわりました。
録音・編集は、響き工芸サウンドアリアレコードの野中正行氏が担当してくださいました。
録音時の調律と、配信宣伝のための「ライブ配信」に横溝昌一氏がご協力くださいました。
フランスに古くから伝わるこのお話を、クリスマスを待ち望む時期に耳を傾けていただける8日間となりました。
ご視聴くださいました皆様、ありがとうございました。 感想もいただき、とてもうれしかったです。
コロナの状況も見ながら、今年は少しずつですが、朗読を通して様々な経験をさせていただきました。
いつでもそうなのですが、決して一人ではできません。共演・関係者の皆様のご協力と、
聴いて下さる方々あってのことです。 今年も、本当にありがとうございました。
来たる2023年は、新しいこともできるでしょうか・・・。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
年末に向かうにつれて冬の寒さも厳しくなります、ご自愛ください。
(プーク人形劇場の会場にいた、ねずみさんです。)