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和みの風の~おはなし道しるべ~

カテゴリ:マタサブロウ旅日記( 53 )

岩手県 釜石市、上閉伊郡大槌町を訪ねて その6

このあたりは、地震がきて、 大津波がきて、 火災がおこりました。
だから、いろいろなことがいっぺんに起こってしまったのです。

どうしようもなく
たとえようもなく


「復興」と一言で言ってしまえるけれど、
瓦礫を一つ片づけることがどんなに苦しいことか、悔しいことか。
どこからはじめてよいのかもわからない
いくつも瓦礫をよけても終わらない
そのうちに、途方にくれてしまうのではないかと、心配になります。

車でまわっているときに、外からMさんに呼び掛ける男性がいました。
撤去作業をしているようでしたが、
後で聞くと、彼は、奥さんと子どもさんを探していたのです。

こんな風に、ご遺体がまだ見つからない方がたくさんいて、
家があった場所に何とかたどり着いては、来る日も来る日も
探している。



赤い旗、リボンがほうぼうではためいています。
それは、ご遺体が残っている印と、聞きました。


壊れた建物に、大きく丸がかかれていたり、OKと記されたり、
それは確認したという印で、
×は、ここで亡くなった方がいるという印と、聞きました。

丸が×で書き直されたりしているのを見ると、
せつなくなります。


今生存している人も、そのご家族や親類、友人、知人、のどなたかが
被害を受けている。亡くなられている。住む家を失っている。

こんなとき、どうしたらいい?
どんな言葉をかけられる?


戸惑うよりも、
何が今できますか?
by nagomi-no-kaze | 2011-05-04 17:30 | マタサブロウ旅日記 | Trackback | Comments(0)

岩手県 釜石市、上閉伊郡大槌町を訪ねて その5

弓道部員でおひとり、亡くなられた方がいます。
Hさん、40代の男性です。消防団のお仕事も兼ねていらして、
当日は町の人を避難させて、自ら、水門を閉めに行ったときに
津波にのまれました。

そのHさんのお母さんと妹さんが避難されている学校を訪ねて
お会いすることができました。


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「ここまで波が来たのよ!」

そういう言葉はあちらこちらで聞かれたのですが、この高台になっている校舎にも
容赦なく、海水が押し寄せてきました。













しかし、塩水をかぶっているにも関わらず、
あちらこちらで、
桜の花が咲いているのはなぜでしょう。

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心なしか、少し、さみしげに見えましたが、
けれどもやはり、誇らしく見えました。
桜の花・・・人の心を癒してくれる薄紅色。

道端のタンポポも、水仙も、ぼけの花もそうです。
みんな海水にやられているはずなのに、みな 咲き誇っていたのでした。
by nagomi-no-kaze | 2011-05-04 16:56 | マタサブロウ旅日記 | Trackback | Comments(0)

岩手県 釜石市、上閉伊郡大槌町を訪ねて その4

その後、私たちは車で市内をまわりました。
弓道部のTさん、Mさんが、忙しいにもかかわらず、
車で誘導してくださり、津波によって流されてしまった町を見せてくださったのです。

本当なら、見るたびにがっかりさせられてしまうはずなのに、
私たちに、いろいろな場所から現実を見てほしい、そして伝えてほしいという
強い想いが、そうさせたのかもしれませんね。



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車中、窓越しから撮ったものもあり、私の服が映り込んでいるものもありますがご容赦を!

はじめは、私も、写真を撮るなんて!とはばかられたのですが
次第に気持ちが変わりました。
こうして伝えることは大切なことのように思えてきたからなのです。
by nagomi-no-kaze | 2011-05-04 16:42 | マタサブロウ旅日記 | Trackback | Comments(0)

岩手県 釜石市、上閉伊郡大槌町を訪ねて その3

昼食のあとで、少しの時間をわけてもらいました。
私が持ってきたコーヒーをドリップで入れてもらい、それを飲みながら
ヘルマンハープの音色を聞いてもらいました。

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演奏したのは、

さくらさくら
浜辺のうた
きらきら星
見上げてごらん夜の星を
愛の花束

途中に楽器の由来、「見上げてごらん夜の星を」は歌詞を朗読してから演奏しました。

来る途中に
桜が見事に咲いていたことや、
夜の空に満点の星がきれいだったことなどを
お話しました。
皆さんも、どこかで、そんな気持ちを思い出したようすで、
涙が光っていました。


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終了後には、数人に楽器に触れてもらったり、
きらきら星を弾いてもらいました。
皆さん、シャイなので・・・。でも、少しは楽しめたかな?

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それからすぐに、自衛隊の車が到着して、
また物資を運んできたので、皆さんは仕事にとりかかりました。

この日は、ここまで。
結局私たちは、「手伝うこと」「手を貸すこと」は特にできなかったのです。
ここにはここのやり方があり、皆さんもそれぞれに何か手を動かしていたように感じられました。

それでも、
ここにいると、人がいて、やることがある。

車で少しでも行くと見たくない現実が広がっていて、
気が滅入ったり、何も手につかなかったり、気落ちしてしまうのではないかと
私は心配になりました。
by nagomi-no-kaze | 2011-05-04 16:24 | マタサブロウ旅日記 | Trackback | Comments(0)

岩手県 釜石市、上閉伊郡大槌町を訪ねて その2

1日に東京に戻ってきました。すぐにUPできなくてごめんなさい。

今もさまざまな想いが渦まいておりますが、現実をきちんとお伝えしなくては!という思いは
変わらないので、写真も載せようと思います。

4月30日、伝承館を訪れた時はお昼が近く、
まずは頼まれた物資をお届けすることが目的でした。

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このワゴンに積めるのは限りがありましたが、大きいものでは
炊飯器(プロパン用)2台、天麩羅鍋1台、

書籍3箱、CD、DVD (→ ご提供、ありがとうございました!)

ノートPC、大型スクリーン など。
そのほかには
食糧、飲料、消耗備品、携帯ラジオ、懐中電灯、マスク、衛生用品、玩具、などなど・・・。


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お昼になると、配給がきて
菓子パンが箱で届きます。試しにいただいたのですが、コッペパンの真ん中にチョコレートが
入っているだけでした。毎日配給が届くのですが、パンは余ってしまうようです。
そんなわけで、私たちが自分のお昼用に持参したコンビニのおにぎりは全て置いてきました。
こんなことなら、もっと買っていけばよかったと思いました。


ここでは、ライフラインがあるので
お湯もわかせるし、ご飯も炊き出しもできます。
今晩は雨の予報があり、寒くなるので、温かいものが食べられるといいなと思いました。

全ては入りきらないので、右横の青いビニルシートのように雨風をよけられるようにしておくのと
食糧は奥にある倉庫にしまっていくそうです。
皆さんの分業になりますが、この仕訳をするのも一苦労だと思います。
by nagomi-no-kaze | 2011-05-04 16:04 | マタサブロウ旅日記 | Trackback | Comments(0)

岩手県 釜石市、上閉伊郡大槌町を訪ねて  その1

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今朝8時に花巻を出発し、目的地に向かいました。

釜石駅前で、釜石弓道部の方々と待ち合わせ、
その後、避難生活場の
伝承館という場所へ
案内してもらいました。

主人たちが毎夏合宿で利用させて頂いていた、伝承館。30人くらいで寝泊まりするのでしたが、今は被災者の方々が120人くらい。
ここでは、ライフラインがあり、炊き出しで温かいご飯と飲み物が作れるので、まだ助かるそうです。
温かいものが食べられる、口に入れたときの、ホッとするあの気持ち。
それは本当に大切なことです。

ここで私は、へルマンハープを弾くことができたのですが、それはまた報告しますね。

さて、釜石駅は大丈夫でも、駅前商店街は津波の爪痕がくっきりと残されていました。その辺りは
電気はもちろん通っていないので、信号が役にたちません。人が立って誘導しています。そのせいか、以前より事故は減ったそうです。


自衛隊、警察らが、各地から出動し、まずは
道路の瓦礫をどける、
道を作るのが先なのですね。道路わきに山積されたものはそういう訳でした。

その後も市内を車で周りましたら、被害の大きかった場所はたくさんありました。
地震、津波、火事、
度重なる現象によって、何もかもなくなってしまった、
ひどい。
言葉もありません。

携帯カメラで撮ったのは、少しですが、写真を載せます。
by nagomi-no-kaze | 2011-04-30 23:18 | マタサブロウ旅日記 | Trackback | Comments(0)

花巻へ向かう道

東京を出る頃はずいぶん混んでいました。
連休にかけて出かける人たちが多いのでしょう。

玉突き事故や、それを見ながらの見物渋滞、あ〜あ
勇み足も、『急がば回れ』です。


那須のサービスエリアで食べた、とちおとめのアイスおいしかったです。
ちゃんと莓がのってるの。
でも、高原牛乳ソフトクリームは営業していませんでした。牛乳はダメなのでしょうね。

福島県に入って、高速道路もバウンドが多くなりました。車窓から見える景色に瓦屋根にビニールシートをのせている家が増えました。

天気はよいのですか、
なんとなく寂しい感じが漂っています。


さて、今は郡山のあたり。渋滞しています。
by nagomi-no-kaze | 2011-04-29 17:04 | マタサブロウ旅日記 | Trackback | Comments(0)

岩手県釜石市を目指して

ゴールデンウィーク、始まりましたがいかがお過ごしでしょうか?

私は今車の中で、福島県に差し掛かったところです。今日は花巻泊を予定、
明日は岩手県釜石市に
お見舞いです。

主人が会社の弓道部員で、毎夏、岩手県釜石市に合宿に行っておりましたが、
今年はそういうわけにはいかなくなりました。
弓道部有志で、物資と義援金を届けようと向かうことになり、主人について私も同乗させてもらい、一緒に行くことになりました。

私が行くことで、
何ができるかわかりませんが、現実と向き合い、
状況をこの目で見てきたいと思います。
へルマンハープの香音ちゃんも連れて行っています。弾けるかな〜


折り紙の手紙、エンジェルカード、天使のストラップ、エンジェルストーン
を私に託して下さった
Sさん、Iさん、Kさん
ありがとうございます。
また、励ましの言葉を
かけて下さった皆様にも
心より感謝をこめて、
ありがとうございます。

行って参ります。
by nagomi-no-kaze | 2011-04-29 16:24 | マタサブロウ旅日記 | Trackback | Comments(1)

ホルスタインを真近に感じていた夏

20日から24日までを、北海道で過ごして、
蒸し暑い東京に帰ってから、はや1週間。 日にちの経つのは早いもの。

中標津にある、別海町にて
主人の従妹が夫婦で農場を営み、乳牛を育てています。
今回ようやくその農場を、主人と初めて訪れることができました。

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100頭を超えるホルスタインたち。
そして生まれてくる子牛たち。 
いつでも、牧草を食べているんだなぁ~と、感心するくらい、口を動かしています。
近くで見ると、大きな目。 大きな体。
牛たちに一斉に見られると、結構コワイ・・・。

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夕がたは牛舎から放牧させるのですが、(夜は草の上で休むのね)
同じところへ行くのが飽きるのか、その歩みはまさに「牛歩」。
でも、時に、違う場所へ連れていくときには、新鮮に感じるため追いつけないほど早く走るのだそうです。
まさに「突進」なのでしょうね。

農場のお仕事は、全部は見られませんでした。それにしても、
朝・昼・夕にきっちりとしたお仕事があって、それを毎日毎日、お天気の良くても悪くても、
何があっても繰り返し、繰り返し。
朝は3時半に起床だそうで、私たちも真似して起きて見学してたけど
最初は起きれても、自分が時差ぼけみたいな感覚でした。

朝の暗いうちから、もう仕事が始まって、陽の暮れるまで、一日があっという間。
二人は、一日中、空と大地と牛と接している。

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私たちはとても手伝うレベルではないので、見学のみ。
そして彼女たちの子どもたちと遊んだり、食事をしたり。
ひとときの農場での夏、しかし、時間の使い方について、考えさせられました。


東京に戻ってからも、
早寝・早起きは続けてみようとしているのだけど、東京では9時までに就寝するのは、なかなか難しいわ!
そして、夜中に暑くて起きてしまう・・・、そして、思った時間に起きれない・・・。

自分の意志の弱さを否定せずにはいられません。ハイ!
by nagomi-no-kaze | 2010-08-30 18:11 | マタサブロウ旅日記 | Trackback | Comments(0)

葛西臨海公園1

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今日は番組制作の打ち上げ
5人ツアーで、葛西臨海公園にやってきた!
最初は水族館。
世界中の海域の魚たちがいっぱい!楽しいよ!
by nagomi-no-kaze | 2009-09-19 11:53 | マタサブロウ旅日記 | Trackback | Comments(0)
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