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和みの風の~おはなし道しるべ~

2019年 07月 28日 ( 1 )

朗読劇「月光の夏」を観て。

  陽射しの強さが日に日に増して、夏はこれから本番ですね。 

 昨晩7月27日(土)は、東京都杉並区にある劇場 「座・高円寺」のホールにて
 こちらの朗読劇を観てきました。
 まず、このチラシの絵を見た時は目を見張りました。今年もこの物語を聴けるとは!しかも東京で。

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 出演は女性アナウンサーのグループが中心となって、高校演劇部員、音楽教室の子どもたち、ピアニストとの共演を
なさっていました。(客席にお若い年齢層のお客様が多かったこともこれでうなずけました。)
朗読と音楽そしてこの物語に関係する取材映像と共に上演されました。 休憩なしの90分、それも見事な構成でした。


 
 私は北九州での生活三年半の間に、戦争にまつわる九州での話を、知るべくして知りました。 
それはほんのひとにぎりにすぎないかもしれませんが、正直知らなかったことが多くて、自分を恥じた思いがしました。
その中でも、一年目の夏を迎えた頃、まずは、坂根啓子さんによる朗読でこの「月光の夏」(原作/毛利恒之)を
聴かせていただいたことは強く印象に残っています。 ですから、これはぜひ聴きに行こうと思いました。


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 これは事実に基づいた創作です。
 鹿児島の知覧特攻隊に招集された若者たちのことを描いた中に、
出陣して帰らぬ人となった若者たちと、生き残ってしまったために福岡に送られて
その後の人生が一変してしまった若者たちがいたことを、この物語から知りました。

 この作品は映画にもなっています。
 物語に欠かせない、ヴェートーベン作曲の「月光」。そして、佐賀県鳥栖市の小学校にあったグランドピアノ。
 特攻隊員の二人が、本当はいけないのだけれど、そっと抜けて、長い線路づたいを歩いてはるばる鳥栖までやってきて、
ただの一度だけ、人生の最期にと、この曲を思いきり弾くシーンがあります。
 その後、一人は戦死。もう一人は生き残り、その後過酷な運命を背負っていくことになります。
 

 私が北九州で迎えた二年目の夏、8月15日、終戦記念日に、サンメッセ鳥栖(JR鳥栖駅前)に設置されているこのピアノに
会いに行きました。鳥栖(佐賀県)のある小学校に、当時は珍しかったドイツ・フッペル社製のグランドピアノです。
 この時のことを書いたblogをご紹介します。よろしければ、お読みください。
「月光の夏」とフッペル社製のピアノ



 今世界では、内戦の激しいところもあり、沢山の人の命が奪われています。
 戦争によって誰も幸せにはならない。 それなのに、どうして戦争はなくならないのでしょう。


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 終演後の帰り道、またこの本を読んでみようと思いました。
そして終戦記念日にはあのピアノの音色を、私は思い出すことでしょう。






by nagomi-no-kaze | 2019-07-28 22:23 | 道しるべ(私が出会った作品) | Trackback | Comments(0)
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