2020年を振り返ると、思いがけないことばかりでしたね。
生活にもお仕事にも大きく変化を感じたことと思います。
皆さんにとってこの一年はいかがでしたでしょうか。
私は朗読公演活動を始めて20周年。記念であるはずの今年は、
人前で朗読することが出来ない一年でした。
とても残念でしたが、これまでを振り返り、考え直したこともありました。
新しいことにもチャレンジをしてみました。
その一つに、風流楽(ふる~ら)ではCD制作を進めています。
あせらずに、気持ちを新たにして来年も活動したいと思いました。
20周年からその次へと これからも朗読を通して多くの方と繋がっていけますように。
11月、いつも朗読を聴いてくださる素敵な女性の方から、お祝いの花束が届きました。
お花のビビッドな赤は私に勇気と元気をくれて、私はとても励まされました。
心から嬉しく、本当にどうもありがとうございました。
嬉しいこともありましたが、悲しいお別れもありました。
私が朗読活動を始めた頃に出会って支えてもらった方々ばかり。
しかし、直接お別れは出来ませんでした。
その3人の方々に、感謝の気持ちをこめて、ここにご紹介したいと思います。
出会いから20年。私に、朗読と音楽の魅力を伝えてくださった詩人の堤江実さん。
朗読を聴きに伺ったり、お話したり、私の朗読を聴いてくださったり。
江実さんとの思い出が消えることはありません。
江実さんの詩集、CDはこれからも大切にしていきたいと思います。
2003年~2010年頃まで長年「朗読コンサート」にご一緒させてくださった
馬頭琴・二胡の演奏家の橋本秀馬さん。
これまでに『スーホの白い馬』をはじめ8つの作品を共演させていただきました。
数えてみたら、50回を超える公演数。 フルート奏者の長谷川広美さんと3人で、
都内を中心に学校、施設、ホールでのコンサートほか、県外にも演奏に出かけました。
草月流いけばなの師 富田双康師匠
1999年頃からこれまで、大変お世話になりました。
お花をいけることを通しての師匠の教えは、人生の哲学、人としての倫理にも触れ、
導いていただきました。朗読にもどんなにつながったか、感謝の気持ちでいっぱいです。
2015年北とぴあ(東京都北区)での富田双康社中展にて、
自分の作品の前で一緒に撮っていただいた写真です。
堤江実さんの朗読を、そして橋本秀馬さんの演奏を、直にお会いして聴くことはもう叶いませんし、
富田双康師匠のお花をいける姿を見ることも出来ませんが、
わたしにひらめきや大きなきっかけをくださった三人の方々との思い出は尽きることはないでしょう。
沢山の感謝の気持ちをこめて、このブログに写真を載せさせていただきました。
これまで、本当にありがとうございました。
さて、明日からの年末年始は寒波がやってくる予報です。
新型コロナウィルスの感染拡大の心配も消えないままですが、
来年は明るい展開となりますように願っています。
どうぞ、お元気で良い年末年始をお迎えください。
今年もありがとうございました。