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和みの風の朗読会2019秋(in北九州) 無事に終演しました。

 9月7日(土)に、北九州市戸畑区にある図書室カフェITOHにて、
和みの風の朗読会の開催は、8回目を迎えました。 リコーダー奏者 渡辺浩行さんとの共演です。
 今年は春の開催を引越のため諦めましたが、その分、この秋の会を楽しみにしておりました。
 暑い中、ご来場くださいました皆さまに、
また、メールやお電話で応援してくださった皆さまに、感謝の気持ちでいっぱいです。
本当に、どうもありがとうございました。


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 今回、ふたりの作家の「童話」を一話ずつ、横笛の演奏とともにお届けしました。
作家が「童話」に描きたかった思いを、それぞれの作品を通じてお伝えし、受け取ってもらえたらと、
プログラムに置き、そのテーマを、~横笛と聴く言葉への旅「祈り」~としました。



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 北九州市出身の小説家 林 芙美子氏は、戦時中に疎開した長野県の山中において、
村の子どもたちに「童話」を書こうと決めました。
「鶴の笛」は、その中の一作です。
 そして、岩手県花巻市出身の詩人・童話作家 宮沢賢治氏が数多く生み出した童話より、
私にとっては思い入れのある「なめとこ山の熊」を選びました。



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(この写真は、ご来場の中嶋かつ子さん 撮影)


 共演の渡辺浩行さんは、朗読とのセッションは初めてとのことでした。
お打合せの中で
「既存の曲ではなくて、音楽を考えてみます。」とおっしゃってくださり、
ルネッサンスフルートを二本、(テナーとバス)使うことを提案してくださいました。
 物語りに沿うように考えてくださった音楽は自然に、優しい響きのもので、
次第に言葉と合うようになってくると、とても風合いのいい仕上がりになってきたことが
わかりました。
 当日は、渡辺さんの演奏との掛け合いも楽しみながら、信頼のもと、楽しく朗読することが出来ました。

 渡辺浩行さんが当日会場内を記録撮影、それをYouTubuにUPしてくださっています。
お聴きになれる方は、以下のURLを、よろしければお試しください。

「鶴の笛」林 芙美子作
https://youtu.be/a2-nNlrHBps

「あふれよわが涙」ダウランド/ファン・エイク作曲(リコーダー独奏)
https://www.youtube.com/watch?v=lw0UB7jbrWg

「なめとこ山の熊」宮沢賢治作
https://youtu.be/4U7WzT07pPo


 終演後にいただいたアンケートへのコメントには、
「横笛とおはなしがとても合っていた。」「笛の音がもの悲しく、また風のように聞こえた。」
ほか、様々なお言葉で寄せられました。これらのご感想は本当に励みになります。
また、次に聴きたい作品のことも書いてくださるのはとても嬉しくありがたいですね。
これからの会の参考にさせていただきます。
ありがとうございました。


 会場の、図書室カフェITOH 店主の伊藤美子さん。今回もお世話になりました。
お店では、熊本から取り寄せてくださったお菓子をご紹介してくれて、いただくと、とっても美味しいお菓子でした!
白くて丸いお菓子「ブールドネージュサレ」を私も気に入り、そして、抹茶のロールケーキは、終演後にいただきました。
し・あ・わ・せ~ (⌒∇⌒)

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by nagomi-no-kaze | 2019-09-12 16:48 | Live Report | Trackback | Comments(0)  

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