2016年 11月 08日
子どもたちに本を!「ブックトーク」の講座より
季節柄「読書の秋」も楽しみの一つ。 最近、なにか面白い本に出会えましたか?
わたしも、ずっと気になっていた本を読んだり、たまたま目についた本を手にとってみたり、
北九州市出身の作家の本にも興味を持ったりしています。
そんな中、北九州市立中央図書館での「ブックトーク講座」(全3回)受講しました。
これは子どもたちへの読み聞かせボランティア講座のひとつで、講師による解説と実習も兼ねた内容でした。
「ブックトーク」とは、図書館業務のひとつとしていう場合、
「あるテーマに沿って、数冊の本を順序良く、上手に紹介すること」のようです。
これは、子どもたちが本に親しむ・読むきっかけを作ることに繋がります。
読み聞かせやおはなしを語り、子どもたちが本を知るためのアプローチもあるのですが、
方法は、それだけではありませんね。
「ブックトーク」には、様々なジャンルの本を紹介できるチャンスがあります。
そのためには、テーマを持つこと、私達の本の知識や紹介の仕方に工夫する力も必要で、考えることが沢山あります。あらゆるものがテーマになりますが、子どもたちの興味をひくものは何だろう?と考えることも楽しみです。
講師の先生の例を見せていただくと、テーマがあとからわかる仕組みであったり、
例えば「食べる」・「食べられる」のように、真逆な言葉を使うテーマを見出すことも、面白い考え方でした。正直、もっと講義を聞きたかったのですが、グループに分かれて実践していかなければなりません。
三人でたまたま持ち寄った本からテーマ決めと選書を始めたので、話し合いの途中で変更した本もありました。お一人当日に来られない予定であると聞いていたので、選書までは三人で行って、
その後、二人で集合し、選んだ5冊の本の紹介の組み立てをしていきました。
お互いの持ち時間、担当する本も決めて、いよいよ最終回の今日、その事例発表をしました。
流れを組み立ててきたことを実際に人前で紹介をしてみると、私の内容にも先生からのダメ出しがありましたが、もっとこうすれば話を短くできたはずのことや、本と次の本への繋ぎがスムーズになる言葉の使い方について、先生のご指摘は的確でした。それが分かって、ああ~もし時間にこの余裕ができたら・・・。いっぱいトークの流れを考えたのだけど、本当はもう少し紹介したかったのに時間のために削ってしまったある本の内容部分のことを思うと、自分の紹介時間でのまとめにおいて、
わたしの最後の詰めが甘かったと反省。
私たちのグループは、「冒険の旅」というテーマで紹介しました。(20分以内)
① 詩 「いちばんぼし」 まど・みちお少年詩集「まめつぶうた」より
② 絵本「いしのはなし きれいでふしぎで やくにたつ ちいさなちきゅう」
③ 本 「宇宙への秘密の鍵」
④ 本 「12月の夏休み ケンタとミノリの冒険日記」
⑤ 絵本 「おとうさんのちず」
「ブックトーク」実践の場が今自分の目の前にないのは残念ですが、
この考え方を、今後様々な場においても生かしたいと思っています。
「読み聞かせ講座」に続き、今回も、皆勤賞でいただきました。 立派な・・・!(^^)
