詩人 みずかみ かずよさんのこと

 10月を迎えました。これからどんどん日にちの経過が早く感じられますね。
今年は何だか台風が多く、各地での被害情報に、とても心配になります。

 「○○の秋」と称される様々な表現に、あなたは何を思い浮かべますか?
これまでで初めてのことですが、わたしは、「健康の秋」を心がけたいと思います。
わたしが住む北九州市では、週末にかけてウォーキングやマラソン、健康まつり などの
イベントが沢山。気軽に参加できます。そのために、体を動かしに出歩く人々を、朝も夜もよく見かけます。
 特に、10月は「歩こう!」月間。 目的を作らずとも、ぷらっと歩きに行ってみる。
 これが、とても効果的と言われています。

 さぁ、秋を感じて、楽しく過ごしていきましょう。




 さて、先の9月24日のライヴでは、地元に伝わる小話、詩、そして北九州市のとあるパン屋さんの一品
「バターパン」についてのエッセイ を 聞いていただきました。

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                      写真は、ギオン夢舞台(八幡東区)にて

 今回は、詩のコーナーでご紹介しました 詩人 みずかみかずよさん のことを書きます。
会場の八幡地区とあって、地元で活躍された方の作品を朗読で紹介したいと思い、実現しました。

 みずかみかずよ さん 詩人・児童文学作家 北九州市八幡東区出身。(1935~1988)
児童文学誌「小さい旗」の同人として詩や小説を発表。地元の幼稚園勤務の傍ら、書くことを
始めたという。1980年 小学校国語教科書に掲載された少年詩「あかいカーテン」をはじめ、
「ふきのとう」「金のストロー」「つきよ」等 七つの詩がこれに続く。
また、合唱曲にも詩が取り上げられるなど、瑞々しい感性にあふれた表現は大人にも子どもにも
愛されている。子どもの目線で書かれた詩や、地元の風景を心から愛し、四季折々に見つめて書かれた詩も数多い。
それから、戦中・戦後の時代に身に起きた出来事を綴った詩もある。
晩年は苦しい闘病生活の中にも、書くことをあきらめず、その詩にはいのちの尊さ、自然の恩恵に
感謝の祈りがこめられている。 生涯、この八幡の地で活躍されて命を全うされた方である。(享年53歳)


 北九州市立文学館では地元出身の作家について資料が常設展示されています。
http://www.kitakyushucity-bungakukan.jp/
 みずかみかずよさんも、そのお一人です。

 ここで、みずかみさんの元に届いた、児童文学作家 安房直子さんからの葉書が一枚、展示されているのを見つけました。
 これまでに、安房さんの作品を読ませていただいたわたしには大きな喜びで、その場を離れがたく思いました。
みずかみさんの作品を全集も全て読み、お二人の世界観がどこか似ている感じがありましたが・・・、
実際に交流があったのですね。
まさか、ここでこの葉書に遭遇するとは、繋がるとは思いませんでした。単なる偶然にしたくはないと思いました。


 みずかみかずよさんの言葉には、魅力的な力がありました。

遊び心が詩をかかせるし、詩を読んでもそのなかで自由自在に遊べるから楽しいのです。
詩は一人一人の心の中に自分流の絵を描くのです。

    詩とエッセイ集 「子どもにもらった詩のこころ」(石風社)
             「心が遊ぶ」詩「馬でかければ-阿蘇草千里-」エッセイ より


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 JR鹿児島本線 八幡駅 近くにある公園には、みずかみかずよさんの「ふきのとう」の詩碑が、
生前大好きだった皿倉山を望むようにしてあります。



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by nagomi-no-kaze | 2016-10-08 23:59 | 道しるべ(私が出会った作品) | Trackback | Comments(0)

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