山本有三ふるさと記念館(栃木市)
2016年 06月 14日
生誕の地 栃木市には、「山本有三ふるさと記念館」があります。
http://www.cc9.ne.jp/~yamamotoyuuzou/top.html
アクセスは、JR両毛線栃木駅・東武日光線栃木駅下車 徒歩約15分
東北自動車道栃木ICより約10分 とあります。
栃木駅を降りると、立派な石碑があります。
わたしは、5月18日に、今年も電車で訪れまして、
駅からの道のりは「蔵の街」を楽しみながら散策できます。
ほんの少し、記念館とその周囲をご紹介しましょう。
<ふるさと記念館>
晩年湯河原の邸宅で使用されていた書斎の机、カーペットも当時のもの。
机の引き出しは、有三氏の希望で全て同じに揃えられています。
おそらく、原稿用紙が入る大きさと考えられます。
回転式 本棚は、有三氏のアイデアで作られたもの。
座っていても、くるくる回して本がすぐ手に取れる。(⌒∇⌒)
年譜や資料展示は多く見ることができます。
中でも、これは、雑誌「銀河」についてのコーナーがありました。
表紙の絵も素敵ですね。
私が朗読しました「銀河のはじめに」は、創刊号に掲載された有三氏の随想です。
<生誕の地>
ふるさと記念館のお隣ですが、ここにあったお家で、山本有三は誕生しました。
現在、理髪店。ネーミングが何ともチャーミングです。
<近龍寺>
ふるさと記念館より奥へ歩いてすぐ分かります。山本有三の菩提寺です。
<巴波川(うずまがわ)>
幕末から昭和初期頃にかけて、この川を流れる舟運がありました。
現在では、観光で渡る舟に乗れます。
鯉で有名な栃木です。鯉のぼりがかかる季節は蔵の街と相まってその風景がステキです。
(こちらは、2015年の撮影)
<山本有三氏の言葉>
動くもの砕けるものの中に 動かないもの 砕けないものが 大きくからだに伝わってくる
右 「無事の人」より 友人土屋文明抄す
これは、墓石にも刻まれています。この言葉がとてつもなく大きく深く心に響いて、
わたしにとって、「無事の人」の作品とともに好きな言葉です。
2016.06.14
by nagomi-no-kaze | 2016-06-14 17:55 | あなたも行ってみませんか? | Trackback | Comments(2)
時々訪問させて抱いています。
筑豊電鉄派には乗ったことがないので、楽しくブログと写真を拝見しました。
私は相変わらず、美術を中心とした心に残った芸術の感動をブログにつづっています。
blogに訪問・コメントをどうもありがとうございます。
desaire san さんのblogは、読んでいて勉強になりますね!
よく調べていらっしゃるのですね。そして写真も素敵です。
これからも読ませていただきたいです。
よろしければ、リンクをさせてくださいませ。