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スーホの白い馬

絵本で『スーホの白い馬』を読まれた経験のある方は多いと思います。
モンゴルの民話ですね。 赤羽末吉さんの絵がお好きな方もいらっしゃることでしょう。


私が、「朗読コンサート」(物語と音楽による構成で行う)を行っていく中で
この物語は、公演回数として1番多いと思います。
橋本スタジオ(東京都杉並区)主宰で、小学校を中心に「朗読コンサート」を展開されていたのを
私は友人の紹介で、知ることになったのです。

橋本さんは、二胡と馬頭琴の奏者です。 そして、馬頭琴こそがこの物語にかかせない楽器。
そして、小学校では2年生の国語の教科書に、この物語を3学期に習う学校もあることから、
生で、その演奏を聴くことができるのは貴重な機会と、
この冬の時期に公演依頼が多いそうです。

橋本スタジオ「朗読コンサート」には、私は、2002年から、朗読者として参加。
4年ほど前からは不参加の時期もありましたが、
また、少しずつ出演の機会をいただいて、この冬も参ります。


スーホの白い馬

モンゴルの楽器、馬頭琴は、なぜ生まれたのか?
それには、こんな由来があったという書き出しで、物語は始まります。
スーホは貧しい羊飼いの少年ですが、白馬と出会って、
はぐくむこと、守ること、そして、心の強さをもって青年へと成長する過程が
描かれています。
スーホは、大きな競馬の大会に白馬に乗って参加し、優勝するのですが・・・。


私は、モンゴルの雄大な草原風景をいつも心に、風、歌、心、をベースに読み進めています。

「わたしは、けいばに来たのです。 馬を売りに来たのではありません。」
スーホが勇敢に、とのさまに言い放つこのセリフが、私は好きです。


今朝は、杉並区立四宮小学校。
昨晩の雪の影響で路面が凍結するほど冷え込んでいました。
8時半からの公演開始で、これまでに一番早い時間帯でした。
まだ冷えきった体育館に、2年生の子どもたち、先生方、ご父兄の皆様が
集まって、60分聞いていただきました。

子どもたちの興味津々な目線、耳を澄ます表情に、いつもいつも助けられているな~と
思いながら、今日もうれしく読ませていただきました。
この学校では、これからお勉強することになるそうで、
授業では音読などもするそうです。 今日のことを思い出してくれるといいな。


今後の予定 
(杉並区)
・2月28日 西田小学校
・3月6日  高井戸小学校

(小金井市)
・3月7日  東小学校


子どもたちとの出会いを楽しみに、また、語りにいきますね!

by nagomi-no-kaze | 2012-02-18 22:13 | 道しるべ(私が出会った作品) | Trackback | Comments(0)  

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