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和みの風の~おはなし道しるべ~

三鷹市山本有三記念館*朗読コンサート

e0173350_22595734.jpg6月12日(土) 
東京三鷹市にある、山本有三記念館にて
朗読コンサートを無事に終了しました。
ご来場、どうもありがとうございました。

昨年から始まった、この「朗読コンサート」
私は今年も朗読で出演させていただき、光栄です。
今年は、チェンバロとのセッションで、チェンバリスト渡邊温子さんとの共演でした。

今年は2作品を朗読でご紹介。

兄弟 (大正11年発表)
一人息子で育った有三が、兄弟への憧れの気持ちを込めて書いた処女小説。

・ストウ夫人(昭和13年発表)
小説『アンクル・トムの小屋』の著者 ハリエット・ビーチャ・ストウを紹介した物語。

「ストウ夫人」は、抜粋して、
「ひとりの死と四百万人の自由」と、「台所の作家から世界的な作家」という2つの章を、
チェンバロの演奏を交えてお送りしました。


山本有三氏の作品は、
とても真面目で、素直な文章。
その上、言葉遣い、選び方を大切にしていることに驚かされます。 
目で読んでも、耳で聞いても、これはわかりやすいのです。

ストウ夫人を書いた頃は、漢字にふりがな廃止を徹底しておりました。
読者はその分、想像が広がるのです。

「兄弟」は、ほのぼのとした情景が広がる、優しいストーリー。
そして、劇作家として名を馳せていたため、会話中心に進むあたりは、さすがです。

「ストウ夫人」は、小説『アンクル・トムの小屋』のみならずこの作家を紹介したかった気持ちにあふれています。
事前にかなりお調べになったのでしょう、 事実はもちろん、ストウ夫人の心の動きを見事にとらえております。
読んでいて、震えがきます。

ちなみに、
子どもの頃以来、小説『アンクル・トムの小屋』を読みました。
大人になった今読んでも、怖いお話。読んでいて、息が苦しくなるシーンがあります。
でも実際にあったことだから、目をそむけてはいけないのだなと
思います。



チェンバロの音楽構成は、渡邊さんにお任せしました。
いい選曲でしたし、いい演奏でした。

ソロでは、
・J.S. バッハ  プレリュード ハ長調(平均律クラヴィーア曲 第1巻より)
・J.Ph.ラモー  喜び、気まぐれ、つむじ風

楽器の説明も交えて、いいコーナーになっていたと思いますよ。
ファンが増えたかな~?

渡邊さん、ありがとうございました!


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by nagomi-no-kaze | 2010-06-14 20:14 | 道しるべ(私が出会った作品) | Trackback | Comments(0)
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