処暑 8月23日~9月7日頃まで
朝夕に涼しい風が届くようになりました。台風の到来時期でもあります。
今月は多いですね、今日も大きな台風が九州に上陸し被害が出ているとのこと。
そのほか線状降水帯の発生など心配が尽きません。
避難されている方々もご無事で過ごせますように。
報道により注意を呼びかけていて早めの備えが大事ですね。気を付けて過ごしましょう。
さて、29日からフランスではパリパラリンピックの開幕、12日間の熱戦が始まります。
これまでも日本ではあまり報道で取り上げられないのが残念ですが、
開会式に臨む日本選手団の笑顔の入場をTVでちらっと拝見しました。
頑張れ!日本!!
私の方はパリから戻って写真の整理。今回オリンピック観戦が主な目的で、観光はあまり出来ませんでしたが、
他に、街の様子、日常の色々を撮って楽しみました。番外編として、いくつかを載せてみます。
今回、夫の親戚のご友人にお家を貸してくださる方がいて、約1週間の滞在はパリ生活となりました。
どこに行くにも便利なパリの中心地。静かな、環境の良いところで素敵なお家でした。
お世話になったMさん宅では窓のプランターの植物たちがかわいらしく、日当たりが良いので
水やりは私たちの日課になりました。
こんなことがありました。プランターの一つに鳩がいました。
Mさんは「鳩が卵が二つあたためているから、そのうち生まれると思うの。ここは静かに水をあげてね。」と。
先にことわっておきますが、Mさんファミリーが飼っているわけではありません。
鳩が勝手に飛んできてこうなってしまったようです。
こちらの粗相で、もし親がいなくなったらどうしようと言ったら、
Mさんは「その時はその時よ。気にしないで。」とおっしゃるのですが、こちらも何せ初めてのことで、
とにかく今は母親の鳩を刺激しないように気をつけなくてはと思いました。
私の感覚ですが、日本では 鳩が家に来るのはできればご遠慮いただきたいと思われているのではないでしょうか。
鳩は鳴くし、フンでベランダは汚れるし。しかし、鳩は、ここは安全だと思ってやって来たのでしょう。
目の前でまさに今、鳩は、ローズマリーのそばでじっとしてたまごを大事そうにあたためている!
陽ざしが強くても大雨が降っても、片時もたまごのそばを離れることはありません。(そして、鳴かない。)
それから2日経ち、私の夫がたまごの殻があることに気がついて、どうやら雛が二匹無事に生まれたようでした。
私たちは勝手に鳩の親子を「オリンピックス」と名付け、呼びかけていました。
鳩は雄・雌一緒に子育てをするそうです。親二匹一緒にいるところを見たことはありませんでしたが、
餌を探しに行くなど、お互いに協力し子育てしているのでしょう。
Mさんにはメールで様子を知らせていて、私たちのパリ最終日、お家に戻ってきて鳩の親子を見て笑っていました。
なんと大らかな方でしょう。
その後「オリンピックス」はどうなったかな、もう巣立っていったかでしょうか・・・。
最終日、Mさんが周辺散歩で案内してくれたパレ・ロワイヤル。(元 ルイ13世の宰相 枢機卿リシュリューの館)
庭園を囲む回廊には高級ブティックやレストランがあります。お茶をしてお話して写真を撮って。
いつかまたパリを訪れた時には、庭園やルーブル美術館をゆっくり散策したいです。
フランスの思い出にと、Mさんからのお土産。トリコロールの薔薇の花を、日本の我が家で飾っています。