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柳川 川下り

先日、私の母が福岡を初めて訪れました。
柳川で川下りを!と母の希望があり、私も一緒に初めての水郷柳川を楽しんできました。
幸い、うす曇りの空でしたので暑くもなく雨にも合いませんでした。

柳川駅には「川下り」と「面凧」の展示、そして近所の保育園の皆さんの七夕飾りが彩っていましたよ。
「面凧」は、お正月の縁起物。日本の昔話「金太郎」の主人公、坂田金時がモチーフになっているそうです。


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江戸時代にあった柳川城の周囲を「川下り」としてめぐります。

「どんこ舟」は、一艘につき一人の船頭さんが、一本の竿で漕ぎながら、この辺りの説明をしてくれながら、
ゆら~っと進んでいきます。約70分のコースです。

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途中、煉瓦造りの倉や、古文書館、市役所や小学校、テニスで有名な柳川高校(松岡修造さんも通っていた)
文学碑やうなぎの供養塔もありましたね。
このお方は、田中吉政公の銅像。この水路を作った人だそうです。
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昔はこの「どんこ舟」に乗って月を眺めながら宴を楽しんだり、舟の競争が繰り広げられたり、
人びとの暮らしの中で遊びとして親しまれていたそうです。それが現在の「川下り」となったのは、
昭和にはいってからのことでした。

ここ柳川は、詩人 北原白秋の故郷。
そして、その少年時代を描いた、同じく柳川出身の小説家、長谷川健原作の『からたちの花』が
昭和29年に映画化されたそうです。その撮影で、柳川の風景が映ることになりました。
「あの舟遊びを!」との多くの声が寄せられて、地元ではもてなしとして「川下り」が始まったのだとか。

今では観光には欠かせませんが、結婚式や、季節を愛でるお祭り(例えば「お雛様水上パレード」等)
にも「どんこ舟」は大活躍です。
ところが、現在、船頭さんの数は年々激減。特に若者のなり手が減ってしまったのですね。
早期退職もなくなって、現役最年長は80代の船頭さんもいらっしゃるのだとか、舟の上で話してくれましたよ。


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いくつもの橋をくぐり抜け、船頭さんの歌う白秋の童謡を聞きながら、流れのままにたそがれる時間。
気持ちの良い時間でした。

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デイゴの花が咲いていました。

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by nagomi-no-kaze | 2017-06-29 17:26 | マタサブロウ旅日記 | Trackback | Comments(0)

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