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小倉祇園太鼓

小倉では7月16・17日が祇園祭でした。
例年梅雨の間に開催が予定されているため、「お祭りには雨がつきもの」と思われているようです。
今年は、16日の晩に降ったスコール以外は大丈夫でした。最近はドカーンと降りますからね。
雨を免れて良かったと思います。
そして、翌日迎えた梅雨明け宣言!本格的に夏がやって来ます!


京都の祇園祭は平安時代に無病息災を祈ることから起こりました。
「小倉祇園」は江戸時代から始まったそうです。
小倉城築城した細川忠興が祇園社を立て、京都の伝統的なお祭りを小倉の地に取り入れたのだそうです。

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町内ごとの山車がお囃子とともに小倉の街を練り歩きます。わたしは初めて見たので、楽しめましたよ。
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「無病息災」「天下泰平」「商売繁盛」・・・祈りをこめて太鼓を打ち鳴らします。
太鼓の両面を叩くというのは珍しいですね。
そして、小さな金色のシンバルのような「チャンガラ」が調子をとっています。
7月に入ってからこのリズムが町中に響いていましたから、相当練習しているでしょうね。
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「小倉祇園太鼓」は、福岡県指定無形文化財に指定されています。
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by nagomi-no-kaze | 2016-07-20 09:37 | しあわせの和 | Trackback | Comments(0)

はじめての蕎麦打ち

暑くなりましたね。冷たい麺類をつるつるっと喉ごし良く食べたい!
そんな季節です。お素麺、冷や麦、お蕎麦、うどん パスタも? ・・色々ありますね。


ところで、昨年の「小倉焼うどん」のお話でもご紹介した通り、
福岡県は小麦の生産全国第二位!そして「うどん県」の一つであります。
わたしも北九州に来て、うどんが身近に感じられて食べる機会も多いのです。

小倉焼うどん研究所」の副所長「まきじろう」さんは、本業はなんと、お蕎麦屋さん。
門司港で数少ない手打ち蕎麦のお店を営む「そば処 仙」の店主。
その「まきじろう」さんが教えてくださる「蕎麦打ち」の会に、7月3日、夫婦で初参加しました。

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なんて綺麗なお蕎麦・・・そして手早い!さすがプロ!!

使ったそば粉は熊本県産。
正直、「九州で蕎麦が?」と驚きました。 知らないことって沢山ありますね。

さて、実践!
木鉢でこねるところは、写真はないけれどわたしが担当しました。
小麦粉とそば粉をこねていくのですが、
粉がさらっとしていて、まるで子猫をなでているような何とも言えない風合い。
水を加えながら時間との勝負、結構力が必要になるんだなと実感しました。
最後は、先生にお願いしました。

次に旦那さんが、棒で生地を伸ばして形を作り、切る作業を担当しました。
この工程もなかなか難しい。生地をいかに均等に薄くして、同じ細さに切っていくか。
太さが違うと茹で加減も変わってきますからね。
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太さにバラつきがあるが、我々の、打ち立てのお蕎麦(三人前分)を
「まきじろう」先生が上手に茹でてくださって、が冷やしで、この日のお昼ごはんになりました。
今回の会場の小倉にある「Dreams」さんに朝から伺って、食べ終わるまですっかりお世話になってしまいました。そのうえに、揚げたての天ぷら♪と、マスター特製のカレーライス♪も戴きました。
(マスターは、マジシャンで、食後にトランプマジックをご披露!!!これがまた凄い)

「まきじろう」さん特製スイーツ(そば粉を使ったアイスクリームと蕎麦豆腐 ←くずもちみたい!)
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これはもう本当に贅沢な蕎麦打ち会!


ああ、お蕎麦をいつもはあっという間に食べてしまっていたけれど、
もっと味わって感謝していただこう!
東京で食べている時にはこれまであまり感じたことがなかったけれど、
お蕎麦の味も、わたしには甘みが感じられます。


そして、全部食べ切れないので自分たちで作ったお蕎麦二人前と
「まきじろう」さん自家製の麺つゆを持ち帰りました。
翌朝、朝ごはんになりました。
風味が消えないうちに、いただきませんとね!
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by nagomi-no-kaze | 2016-07-11 20:20 | どんな味? | Trackback | Comments(0)

紫川にまつわる和歌とお話

小倉城に近い、「リバーウォーク北九州」は、
この地域を流れている紫川の川沿いにあります。
http://riverwalk.co.jp/information/about1/

 7月1日の朝、通る道すがら、たまたま入ったスタバはまさにOpenしたところでした。
わたしには珍しく、ちょっと一息のつもりで得た朝の貴重な時間です。
大きなガラス張りの明るい店舗で雰囲気も良く、
城の石垣のあるこのような景色を眺めながらコーヒーを飲める居心地の良さを感じていました。

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 すると、New Openだからなのでしょう。女性の店員さんが私に話しかけてきてくれました。
それはお店のデザイナーさんのアイデアのお話でした。
お客様が座った位置からそれぞれに、窓の外の景観を楽しめるように
配置や、床をわずかに傾斜して椅子に座る高さに工夫されていることを聞きました。
加えて、店内の大きな柱に描かれた植物の絵には菱の実とその花が描かれていることも。
その菱の実のことについて、店内のボードに店長さんのコメントがありました。
万葉集の和歌とともに書かれた内容に興味を持ちました。

その和歌とは、
豊国(とよくに)の、企救(きく)の池なる、菱(ひし)の末(うれ)を、摘(つ)むとや妹(いも)が、み袖(そで)濡(ぬ)れけむ


ネットで調べると、 和歌についての内容が見つかり、歌の意味はこのようなものでした。
「豊国(とよくに)の企救(きく)の池にある菱(ひし)の先を摘もうとして、あなたは袖を濡らしたのですね。」


 豊国(とよくに)は、現在の福岡県・東部と大分県を含む地域と考えられており、小倉も十分範囲内です。
歌枕として詠まれた「企救(きく)の池」は、今では存在しないそうですが、
小倉南区蒲生のお寺(大興善寺)の「紫池」のことを指すのではないかと言われているそうです。
この紫池は、リバーウォーク北九州の前を流れる「紫川」の名前の由来の一つではないかということも書かれていました。    「紫川」
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 昔、紫川は川の水が汚れていたとよく聞きますが、わたしはこの状態になった紫川しか知りません。
今では魚も住める環境になり、川の上を鳥たちも飛び交うのをよく見かけます。


<「むらさき川」のお話>
四月に、この紫川の川沿いにある小学校で高学年にお話した「むらさき川」。
これは川にまつわるお話でした。以前にも、この本はご紹介しましたね。
出典の『北九州のむかしばなし』((財)北九州市芸術文化振興財団 発行)によると、
「むかし、むらさき川は企救川(きくがわ)と言っていました。」と、お話が始まります。
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お話を少しご紹介しましょう。
 企救川のほとりにあった漁師の村が、ある日、玄海に住む海賊によって荒らされてしまう。
漁師の若者が、村の再興のため、川上の山に住む男をたずねる。
山の里で取れた食べ物を川上から流してもらうことを頼んでみようと思ったのだった。
 道中、若者は偶然に山の娘ムラサキと出会う。ムラサキは川上の山の男の妹だった。
若者の話を聞いたムラサキは、「兄に相談しても殺されるだけだ。」と言う。
そこで、ムラサキが兄に懸命に頼んでみたところ、最初は承諾しなかった兄もやがて一つの条件を出す。「ひと月以内に、鯛百匹を持参するように。」しかし、これは険しい山路を考えても無理難題であった。
 山の娘ムラサキは、漁師の若者を励まし、想いを込めてアイゾメの木の実を毎日川に流すことにした。この企救川が紫色に染まっている間は、ムラサキが若者の成功を祈って待っているのだ。
しかし、若者が志半ばで、運悪く荒波にのまれてしまったことも知らずに、ムラサキは木の実を流し続ける。このことを知った川沿い人々は、川を「紫川」と呼ぶようになったというお話。

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by nagomi-no-kaze | 2016-07-05 16:14 | 道しるべ(私が出会った作品) | Trackback | Comments(0)

七月一日 和みの風のお誕生日!

北九州では、早朝から晴天は久しぶり。蝉も鳴きはじめましたよ。
今朝の小倉城です。堂々として見えました。
今年も折り返し、頑張っていきましょう。
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さて、今日は記念の日。
言葉と音楽を仲良しにする研究室「和みの風」は
2000年7月1日から始動しました。
朗読の公演活動において、
お話の世界を音楽と一緒に聞いていただくことを、
今もずっと続けられていることは幸せに思いますし、
人とのご縁、作品との出会いは、心を豊かにしてくれます。

つい先日、あるピアニストさんから演奏会のご案内と近況についてメールをいただきました。
おしまいには有り難い言葉が!
「野田様もまた日本全国広くご活躍なさいますことを
心よりお祈り申し上げております。
ではまたお目にかかれますまで。」

励まされました。 どうもありがとうございました。
日本全国はなかなか難しいことですが、(^^;)
気持ちは大きく、もっと広い視野を持って、
これからも、ひとつひとつ頑張っていこうと思いました。


言葉と音楽を仲良しにする研究室 「和みの風」
朗読家 野田香苗
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by nagomi-no-kaze | 2016-07-01 23:26 | 和みの風だより | Trackback | Comments(0)

和みの風だより


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