<   2016年 06月 ( 3 )   > この月の画像一覧

筑豊電鉄に乗る!そして長崎街道

 今月は雨の多い日々です。最終の土日は晴天続きとなりました。
旦那さんと午後の予定を考えて、これまでチャンスがなかった「筑豊電鉄」に乗ることに決めました。
JR黒崎駅に集合し、出発! 今回はそのお話。
<筑豊鉄道>
「黒崎駅前駅」から始発で出発。この路線は「筑豊直方(ちくほうのおがた)駅」までの16キロ
の区間を走行しています。
筑豊地方は、石炭で栄えた街です。元々、北九州と筑豊地方、そして福岡市を結ぶ路線として計画されていたそうです。しかし、戦後、炭鉱閉山や他の様々な要因から計画が中止になり、現在の路線となりました。
この電車は、東京で言うと、都電や世田谷線の路面電車のような感覚。
でも、車窓にはのどかな田園風景が広がります。
e0173350_19563312.jpg


車体がカラフルですね!中には、サッカーJ2の地元チーム「ギラヴァンツ北九州」のラッピングも!
この車両に乗ると、車内には選手の顔写真が並んでいましたよ。

e0173350_1957614.jpg
e0173350_19572388.jpg

e0173350_19575967.jpg



<木屋瀬(こやのせ)駅で途中下車>
「ここは長崎街道の宿場があったところで風情がある」と、北九州で知り合ったMr.Hさんから情報をいただいていました。
更に、ご推奨の古民家のカフェと、美味しいパティスリーのお店のことも。今回ぜひ立ち寄ってみたかったのです。

「街道」というのは、現代においても、道の雰囲気というものがありますね。
写真は撮れていないのですが、当時の建物が街並みが残されていました。
長崎街道は、江戸時代、豊前国小倉と肥前国長崎を結ぶ57里の道程で途中には25の宿場があったそうです。
木屋瀬宿(こやのせじゅく)は、小倉を出て2番目の宿場で、唐津街道との分岐点です。
当時は、旅路の疲労がたまった体を休めたり、雨が降ろうものならばここで休んで行くかということだったのでしょう。
街道と遠賀川(おんががわ)の水運で栄えた宿場街だったそうです。

北九州市のホームページにも、こちら。http://www.city.kitakyushu.lg.jp/yahatanishi/file_0024.html


カフェの話に戻りましょう。
北九州に来て、古民家をカフェにしたお店が気になります。
それで、このお店の情報も頂いたのですが、
築100年くらいになる古民家の「ピアスペース のーてぃす」さんは、風通しの良い感じのお店でした。
e0173350_19593450.jpg

暑さをしのぐ涼しい空間で、コーヒーゼリーは美味しかったです。

e0173350_19595649.jpg

店内には期間限定で「さおり織」の展示がありました。
綺麗な色合いの糸の風合いが何とも目に楽しくて、旦那さんは念願のお箸入れとティーマット、
そして二人とも帽子を選びお買い上げ! すっかりはまってしまったわけです。
e0173350_2001968.jpg


続く、パティスリーの「ハニーミエル」さんは洋菓子のお店ですが、
「宿場もち」というお菓子が美味しいと聞いていました。
寄ってみたのですが、残念!午前中に完売でした。
土日は特に、予約が必要だったみたいです。



<2週続けて、びっくり市!へ>
ところで、6月19日、「明治産業びっくり市」(直方市 のおがたし)に初めて行きました。

e0173350_2005361.jpg


旦那さんが以前連れていってもらった話しを聞いていたら楽しそうで、
実際に行ってみると、とても大きな楽しめる市場でした。この時は車で往復したのですが、
翌週の26日は、電車かバスで行けるかも!と、ここを今回の最終目的地にしたのでした。

筑豊鉄道「感田(がんだ)駅」で下車。遠くに山並みを見ながら、徒歩12分くらいで到着。
金土日のみ営業のこの市場は、鮮魚、精肉、野菜、お茶、お花、パン、お米、雑貨、
その上食堂やお惣菜、何でも揃います。
e0173350_2012012.jpg


16時を過ぎると、どんどん値下げ。18時頃には市場はおしまいだからです。
私たちは野菜を色々買いましたが、今回は車ではないのであまり欲張れず。
お買い物した中でも、これを紹介しましょう!
e0173350_201504.jpg

熊本県産の「ひとりじめ」という名のスイカ。 
「ひとりじめしたいほど甘くて美味しいよ!」と八百屋のおじちゃんに勧められて、
2個で300円にしてもらっちゃいました。
確かに、水気たっぷりのあま~いスイカでした。
e0173350_2022185.jpg


  ごちそうさまでした!
[PR]
by nagomi-no-kaze | 2016-06-27 20:04 | 寄り道は楽し! | Trackback | Comments(0)

山本有三ふるさと記念館(栃木市)

 山本有三氏は、栃木県出身の小説家・劇作家です。
生誕の地 栃木市には、「山本有三ふるさと記念館」があります。
http://www.cc9.ne.jp/~yamamotoyuuzou/top.html

アクセスは、JR両毛線栃木駅・東武日光線栃木駅下車 徒歩約15分
東北自動車道栃木ICより約10分 とあります。


栃木駅を降りると、立派な石碑があります。
e0173350_17165413.jpg


わたしは、5月18日に、今年も電車で訪れまして、
駅からの道のりは「蔵の街」を楽しみながら散策できます。
ほんの少し、記念館とその周囲をご紹介しましょう。


<ふるさと記念館>
e0173350_17471460.jpg

e0173350_17172946.jpg


晩年湯河原の邸宅で使用されていた書斎の机、カーペットも当時のもの。
e0173350_17175637.jpg


机の引き出しは、有三氏の希望で全て同じに揃えられています。
おそらく、原稿用紙が入る大きさと考えられます。

回転式 本棚は、有三氏のアイデアで作られたもの。
座っていても、くるくる回して本がすぐ手に取れる。(⌒∇⌒)
e0173350_17183323.jpg




年譜や資料展示は多く見ることができます。
中でも、これは、雑誌「銀河」についてのコーナーがありました。
表紙の絵も素敵ですね。
私が朗読しました「銀河のはじめに」は、創刊号に掲載された有三氏の随想です。
e0173350_1719829.jpg


e0173350_17193318.jpg


e0173350_17195138.jpg



<生誕の地>
ふるさと記念館のお隣ですが、ここにあったお家で、山本有三は誕生しました。
現在、理髪店。ネーミングが何ともチャーミングです。

e0173350_17202028.jpg


e0173350_1732522.jpg




<近龍寺>
ふるさと記念館より奥へ歩いてすぐ分かります。山本有三の菩提寺です。
e0173350_17211251.jpg



<巴波川(うずまがわ)>
幕末から昭和初期頃にかけて、この川を流れる舟運がありました。
現在では、観光で渡る舟に乗れます。
鯉で有名な栃木です。鯉のぼりがかかる季節は蔵の街と相まってその風景がステキです。
(こちらは、2015年の撮影)
e0173350_17214871.jpg


e0173350_17221536.jpg



<山本有三氏の言葉>
e0173350_17344182.jpg

   動くもの砕けるものの中に 動かないもの 砕けないものが 大きくからだに伝わってくる
                        右 「無事の人」より 友人土屋文明抄す

 これは、墓石にも刻まれています。この言葉がとてつもなく大きく深く心に響いて、
 わたしにとって、「無事の人」の作品とともに好きな言葉です。


                                  2016.06.14







 
[PR]
by nagomi-no-kaze | 2016-06-14 17:55 | あなたも行ってみませんか? | Trackback | Comments(2)

5月終演 三鷹市山本有三記念館「春の朗読コンサート」

 時が経つのは早いもので、報告のタイミングが遅れてしまいました。
ちょうどひと月前の公演を振り返ります。

 5月13日・14日は、三鷹市山本有三記念館での「春の朗読コンサート」。
第8回目を迎え、両日ともに天候良好とご来場のお客様に恵まれて無事終演しました。
e0173350_15353212.jpg


このコンサートは応募による受付で、その後、毎年抽選となってしまいますが、
外れてしまった方には誠に申し訳ございませんでした。


 さて、わたしは、言葉と音楽を一緒に聞いていただきたいという思いから、
音楽家の方とご一緒して作品を朗読しています。
年に一度、この山本有三記念館で、有三作品を読ませていただいています。
また、このコンサートでは音楽家をお一人お招きしています。
これまでに、横笛、チェンバロ、ヘルマンハープ、チェロ、クラリネット、
マリンバ、笙と和洋様々。
 今回は、ヴァイオリニストの中村千鶴さんがご出演くださいました。
このコンサートでは、朗読そして独奏、さらに朗読と音楽による作品をご紹介しています。
(※ 公演中の画像は、記念館の学芸員さんたちが撮影くださいました。)
e0173350_15381438.jpg



山本有三氏は、大正・昭和の時代に活躍した小説家・劇作家です。
わたしは朗読する作品を、館内の企画展に準じてその背景の近いものから、またテーマを考えてから選びます。
そして、作品や背景を知るためにも学芸員さんのご意見はとても貴重で、必ずご相談します。
今では手に入らない本のこと、昔の資料のお話なども、学芸員さんから教えていただき、
作品と繋がれば関連する情報をお伝えしたいと思っています。
e0173350_15403213.jpg


 今回のテーマは「道」と考えました。
 有三氏が作家としての道を自ら選び、歩み始めてきた道。
そのたどってきた道を振り返ることが綴られた随想を読みますと、
そこには、自分の脚で歩調を変えることなく、志高く、ただひたすらに真直ぐに進むという決意を
感じました。
 わたしは随想を選ぶことが多いのは、そもそも作品の全文をご紹介したいこと。
また、作家 山本有三氏のお人柄がうかがえて、その一面や、書き手の思いをご紹介したいと思うからです。
e0173350_15414248.jpg



 奏者の方には、演奏と、楽器についてのお話をお願いしています。
中村さんは、ヴァイオリンの歴史と奏法を上手にご紹介してくださり、
丁寧に、一つ一つ奏でられる綺麗な音色。その演奏に聞き手は魅了されました。
お客さまの集中力がぐっと高まったのもよくわかりました。

e0173350_15423248.jpg


e0173350_1543070.jpg



 そして、プログラムには必ず、朗読と音楽による有三作品をお届けしています。
今年は、随想「銀河のはじめに」を全文朗読しました。

 新潮社による子ども向けの雑誌の編纂に携わった山本有三。
戦後、本の乏しかった時代に、この雑誌は子どもたちが
本と出会うきっかけとなったことでしょう。
その雑誌の名前を「銀河」としたのには大きな理由がありました。
これを子どもたちに分かりやすく、興味を持ってもらえるように考えて考えて、
きちんと表現されています。
 中村さんに、場面ごとのイメージから選曲、その楽曲の一部を演奏で加わってもらいました。
星空や宇宙空間の話題が登場する作品で、それにこだわると選曲が難しくなるのですが、
お話の流れの根源にある、光、速度、雄大さ、温かさのようなものを感じとって
考えてくださったと思います。

e0173350_15434368.jpg

e0173350_15441491.jpg

e0173350_15442817.jpg


 「この雑誌の名前を「銀河」としたのは、このことば、このもじが美しいからではありません。
まづ何よりも、皆さんの気持ちを、大きく、ゆったりとしたものにしたいと思ったので、
この名まえを選んだのです。」(「銀河のはじめに」山本有三/著 より)





 後日、お客様からのご感想を読ませていただきました。
作品を聞いて、色々な言葉で思いを綴ってくださったなぁと嬉しくなりました。
それぞれ、演目を楽しんでもらえたこと、
「銀河のはじめに」を音楽といっしょに聞けて楽しめたこと、
有三氏の一面を知れたこと等が伺えました。 お届けしてよかったと思いました。

約1時間のプログラムで時間に限りがありますが、
これを機に、山本有三氏とその作品を知っていただくきっかけとなれば、嬉しいですね。



三鷹市山本有三記念館
http://mitaka.jpn.org/yuzo/
1996年(平成8年)に記念館として開館、今年で20周年となります。
現在の企画展は、「有三文庫の思い出 ~子どもたちに本を~ 」
2016年9月4日(日)まで開催中です。
                               2016.6.14


e0173350_165096.jpg

[PR]
by nagomi-no-kaze | 2016-06-14 16:13 | Live Report | Trackback(1) | Comments(0)

和みの風だより


by nagomi-no-kaze
プロフィールを見る
画像一覧