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ステキな詩に出会えた!

わたしがよく利用させていただく図書館では、毎月いろいろな講座が開催されます。
今日は「やなせたかしの詩を楽しむ」を、受講してきました。
講師は、詩人 林 佐知子先生です。私は初回(4年前)受講したときから先生のファンで、
年1回の講座を楽しみに毎度参加させていただいています。
心あたたまる、やさしい、そして充実した時間を過ごすことができました。

林先生が今回ひもとくのは「アンパンマン」の作者で知られる、やなせたかしさんの魅力。
やなせたかしさんは、漫画家としてはもちろんですが、詩人としても有名ですね。

皆さんも一度は歌ったことのある「てのひらに太陽を」の歌の作詞も、
やなせたかしさんです。私も子どもの時分にこの詩に出会っています。
「まっかに流れる ぼくの血しお」は、当時、とても印象に残る一行でした。

この詩には「生きている」ことの証を感じる気持ちがいきいきと表現されているのでした。
それは、やなせたかしさんご自身が漫画家として生きていくことの
辛く苦しい状況下の実体験から生まれた詩だったことが、先生のお話からもよくわかりました。


講座のなかで、やなせたかしさんの詩をいくつか読んでいくうちに、
もっともっと読みたくなりました。 私、知らなかったなぁ~、たくさんの詩集があったなんて!
本を早速借りましたよ!
強い意志のある表現、それを、誰にでもわかりやすいやさしい言葉で語りかけてくれる、
そういう詩ばかりです。

林先生は、「この詩にめぐりあえてよかった!」という詩を、いくつも見つけていらっしゃいます。
私はその世界の入り口に連れてきてもらったような、思いがしました。 感謝します!
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by nagomi-no-kaze | 2014-09-28 23:31 | 良きご縁に感謝! | Trackback | Comments(2)

光のベールにつつまれて vol.9 ありがとうございました。

9月7日(日)カフェ草の実にて
「光のベールにつつまれて Vol.9」が、無事に終演しました。
いつもリピートで来てくださるお客様、今回初めてという方も多くいらっしゃいまして、
ご来場くださいました皆様、どうもありがとうございました。

 朗読とヘルマンハープによる「きつねの窓」(安房直子/作)を、とても喜んでいただけて
感無量でした。
このお話は、安房さんの代表作の一つ。
1992年から小学校の国語の教科書の教材としても載っていて、お子さんから大人まで多くの方に読まれている作品です。
私もこれまでに朗読させていただくことはありましたが、今回は林智子さんがヘルマンハープで
音楽を考えてくださいました。私の声のトーンと伝え方、作品のシーンごとのイメージをよく掴んでくださったお蔭でいい仕上がりとなり、お客様からの温かい拍手と、お帰りの際のコメントをたくさん頂けて、ああ、本当に良かったなと思いました。

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私事ですが、8月の末に、悲しいお知らせが舞い込んできました。
一緒に町の情報番組を制作する仲間のお一人の、訃報でした。
その方は今年体調を崩されていたのですが、また戻ってくると信じていたのは、私だけでは
ないと思います。 
私の父親の年齢に近い方でしたが、奥様とご一緒に、私の朗読を聞きに来てくださいました。
昨冬は、この草の実でのコンサートを番組で紹介するんだと、カメラを持って撮影してくださったのです。
もう二度と会うことが出来なくなってしまったことに愕然として、何日かぼんやりと過ごしました。

「きつねの窓」のお話の中では、「窓の中」に写る、今はもう決して会うことができない人に思いを馳せることができる。 「ぼくも、そんな窓がほしいな」と主人公がつぶやくのですが、
その気持ちがどれほどのものか、色々と想像しました。そして、せつなくなりました。
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安房直子さんが好きな色である「青」から、この物語は綴られたものですが、
色の心理と、色の美しさをよく表した、物語であると、改めて思うことができました。
今秋もこの「きつねの窓」を読ませていただく機会に嬉しく思いますし、
失うことの先にある、「永遠に続くもの」の美しさを、
この作品を通じて、私は届けたいと思うのです。
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by nagomi-no-kaze | 2014-09-07 21:31 | Live Report | Trackback | Comments(0)