カテゴリ:Live Report( 72 )

風流楽ウィンターコンサート2017 終演しました。

 12月2日(日)は、東京の青空のもと、
チェンバリストの渡邊温子さんとの風流楽ウィンターコンサートが
無事に終演しました。 (アートルーム新紀元 に於いて)

 立川までご来場くださいました皆さま、ご協力をいただきました皆さま、
そして、応援をいただきました皆さまに、心より感謝を申し上げます。
どうもありがとうございました。


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 前半はチェンバロソロから始まり、楽曲や奏法についてのお話もはさみながら進みますので
チェンバロを初めてご覧になる方にも興味を持ってもらえたのではないでしょうか。
 後半は朗読と音楽で、作家江國香織さんの短編小説『つめたいよるに』(理論社)より
「草之丞の話」「デューク」を聴いていただきました。
「草之丞の話」では、渡邊さんがこのお話のために作曲してくださいました。
いずれの作品にも演奏された音楽が、お話の展開の支えになっていたと思います。

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その他、関連して、江國香織さんのエッセイ「思い出の富士山」
(JR九州発行 旅の情報誌「Please」2017.1月号より)も、ご紹介させていただきました。


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 お客様のアンケートによるご意見や、後ほどいただいたコメントをいつも有り難く思います。
私たちのプログラムを聴いてもらって、お気に入りの曲やお話があってよかったなぁと思ったり、
次はこのような作品を演奏してもらいたい、聴かせてもらいたいのようなご意見は、とても参考になります。

 私は、朗読者として、あらゆる会に通じて思うことは、
ご紹介する作品を、またこの作家の本を読んでみようと思う、
小さなきっかけとなってもらえたら嬉しいのです。

 今回のアンケートでは、今後聴きたい作品についても、
江國香織さんのお名前が書かれていたコメントもあり、それを見て、ああ良かったなぁと思いました。
私の目標のひとつにもなりますから、本当にありがとうございます。

また、来年もよろしくお願いいたします!

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 写真撮影は、ボックリ博士こと、中村義政さんです。博士は、渡邊さんとのご縁から始まって、これまで
風流楽コンサートを長い間見つめてくださっている方です。今回も、どうもありがとうございました。



 年内、私の朗読出演の機会は終りましたが、今年は色々な作品に向き合うことができましたので
色々と振り返ってみることにしたいと、今は思っております。
そして、共演してくださった音楽家の皆さまには、素敵な音楽を言葉と一緒に奏でていただいたことを
心より感謝しております。
 また、いつか、ご一緒できますことを願っています。ありがとうございました。


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by nagomi-no-kaze | 2017-12-09 11:48 | Live Report | Trackback | Comments(0)

海を越えての朗読会

 秋は、毎回異なる作品に向き合うことが出来、それらの作品を 様々な場所で 朗読させていただきました。
また、今年は朗読会の新しい試みが出来たことに嬉しく、有難く思っています。
 それについてですが、まず北九州市では「和みの風の朗読会」を再起。
テーマを持って臨めたこと、目標を持ち達成できたことに内心ホッとしました。挑戦して良かったと思いました。
 そして、その11月3日の「秋」の物語を朗読した翌日に福岡を発ち、夫とともに台湾を訪れました。
 私にとっては初めての台湾、その上 嬉しい再会に期待して行った先は台東(Taitong)でした。

 11月5日、この台東にある「福來東Cafe(Flight Cafe)」で、朗読会をさせてもらう経験をしました。

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  きっかけを頂いたのは、かつて、夫が一緒に仕事をしていてその後も友人である福ちゃんのおかげです。
 彼女は現在、台東市で地元出身の女性と二人でカフェを開いています。そのことを知ってから、
 早く会いに行ってみたくて、夫と旅行を計画したのです。それを彼女に伝えたところ、
 福ちゃんは私の活動を知っていたので、「それでは是非お店で朗読会を!」と、提案してくださったのでした。
 (福ちゃんは、2000年の私の初の朗読出演の時に会場で聴いてくださったお一人でした。)

  ご来場のお客様は、そのほとんどが日本語のわかる方でした。地元にお住まいの方や、日本人の在住の方も
 集まってくださいました。更には、独学で日本語を勉強している方も聴きに来てくださいました。
 それから、台北から日本人の方々もいらっしゃいました。飛行機に乗って来てくださり、どうもありがとうございました!


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店主 福ちゃんが、お客様に朗読会開催のことを話してくださって、
そのご挨拶のあと、始まりました。


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  私はここで日本の詩や昔話、童話を紹介しました。丁寧に読むことを心がけて臨み、
 結局は1時間ほどかかってしまいましたが、長時間にも関わらず、皆さん、うなずきながら
 最後までよく聴いてくださいました。皆さんのまなざしは今思いだしても温かく優しく感じられます。


  演目はこちら。

 詩 「こころとこころ」「ありがとうの花」(林 佐知子/詩)
昔話 「わらしべちょうじゃ」(絵本)
 「注文の多い料理店」序 ~ 童話 「注文の多い料理店」(宮沢賢治/作)

  詩 「雨ニモマケズ」(宮沢賢治/詩)
 
  そして最後は、皆さんにも一緒に声に出して読んでもらいたくて実践した「雨ニモマケズ」(宮沢賢治)。
 一文ずつ、私が言ったあとについてリピートしてもらいました。 
この詩を一緒に読めたこと、これはもう本当に嬉しかったです。


 

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  終演後、言葉の意味を教えて欲しいと質問もありました。
 開始直前に福ちゃんが準備してこの詩を皆さんに配ってくれましたので、
 それをお家でもまた読んでもらえると思うとそれも嬉しいです。

  また、昔話は「むかしむかし ~」と始まるからと、思いだして「浦島太郎」の本を持ってきて、
 冒頭を読んでくれた男性や、それを聞いて「むかし むかし 浦島は~♪」と歌ってくれた女性のお客様。

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 日本語を勉強したときの時代を思いだしたり、今でも話せる日本語の言葉が次々とあふれてくるその様子は、
 本当に素晴らしかったです。皆さま、ご来場をどうもありがとうございました。

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  写真は、店主 福ちゃんが店内から撮影と、台北在住の女性カメラマンのわかこちゃんが撮影してくださり、使わせてもらいました。
  (わかこちゃんは、台北から飛行機で来てくださいました。)
  素敵な瞬間をカメラに納めてくれて、本当に嬉しかったです。 どうもありがとうございました。

  このような素晴らしいチャンスをくださったFlight Cafeさんに心より感謝しています。
  福ちゃん、チェンチェン、どうもありがとうございました。 謝謝!!

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by nagomi-no-kaze | 2017-11-12 20:07 | Live Report | Trackback | Comments(0)

和みの風の朗読会4回目を無事終演しました。

 11月3日(金・祝)は快晴に恵まれました。
 今年は北九州で和みの風の朗読会を開催し、4回目を迎えました。
 年内、北九州ではこれが最後の会となり、目標の4回目を無事終えられたことに
有難いと思いました。
これまで聴いてくださったお客さま、共演者の皆さま、
そして会場の図書室カフェITOHさんに感謝しています。
どうも、ありがとうございました。

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 この朗読会では一年を通して同じ作家の作品を取り上げることをテーマにして、
童話作家 安房直子さんを選びました。
 安房さんは数多くの作品を残し、季節をめぐる物語が多いので、
春夏秋冬 それぞれの季節にまつわる物語を1話、
音楽とともにお届けすることにしたのです。

 秋はそれこそ沢山の作品があるのですが、
『熊の火』をリュートの演奏とともに聴いていただきました。
 3章から成る長編です。この大作に挑戦してみようと決めたのは、
作品の魅力はもちろんですが、これまでに聴いてくださったお客様から
リクエストがあったことも理由のひとつでした。

 リュート奏者の中野博司さんは、初回(2017年2月)に、『ひぐれのお客』で
共演したのを機に今回で二度目。
前回とはタイプの違うストーリーで長さもあることから、
選曲は大変だったと思うのですが、
ルネッサンスリュートと、アーチリュートの二台の楽器を使用されて
見事に場面に合った曲を演奏してくださいました。

とても贅沢です。でも、素晴らしかったです。
今回も音楽の力、奏者の方の演奏の力に助けていただきながら読みました。

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 作品は必ずしもハッピーエンドではありません。
本番では58分という時間でお客様に聴いていただきました。
音楽は、物語の中での演奏を楽しんでいただくことになりました。
終演後の皆さまの表情や、ご感想、アンケートの意見を読み取るに、
言葉と音楽が相まって心地よく聴いていただけたご様子に、
正直、私はホッとしました。

 

 


終演後には会場のカフェで打ち上げを。
カフェの店主 伊藤さんがご近所の新鮮な鮮魚を頼んでくださったり、
お手製の、魚の香草焼きを作ってくださったのです。
美味しくて、気が緩んで、楽しい時間を過ごしてきました。


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私はお酒が飲めないので、ノンアルのスパークリングで。シュワシュワが美味しかった~!


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美味しいお刺身のため、本わさびを準備中!(私の夫です。)

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図書室カフェ店主の 伊藤美子さん。
魚の香草焼きはご自慢の一品。皆に大人気。とてもとても美味しかったです。
ごちそうさまでした!



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by nagomi-no-kaze | 2017-11-04 02:08 | Live Report | Trackback | Comments(0)

朗読会「あなたへの手紙~ラブレター」に参加いたしました。

10月28日(土)は、
joプロジェクト≪キョウユウ≫さん主催の朗読会に出演させていただきました。

テーマは「あなたへの手紙~ラブレター」

昼の部・夜の部の二回公演。この日は午前中から雨となり、
お足元の悪い中をご来場くださいました皆さまには心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。


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今回は朗読者4名による、群読となりました。
出演は、菊地茜さん、野田香苗、広居バンさん、三田朱美さん です。
貴重な資料、写真の映像と、音楽とともに構成された朗読会。
観る・聴くの両方を楽しめてもらえていたら幸いです。

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一部は、『世紀のラブレター』(梯久美子著 新潮社)より
夏目漱石、滝沢治、永 六輔、茨木のり子、沢村貞子(敬称略)らの手紙。
夫から妻へ、妻から夫へという、それぞれに大切な人を思って書き送ったもの。

それから、『植村直己 妻への手紙』(植村直己著 文藝春秋)より
登山家の植村直己さんが、ヒマラヤから、スイスから書き送った妻への手紙の一部をご紹介。

二部は、『代筆屋』(辻 仁成著 海竜社)より
「名前も分からぬ人へ向けた恋文の書き方」
「でも死のうとは思わない」
広居バンさんが代筆屋の役を通しで。
私は菊地茜さんと前者の作品に。後者の作品は三田朱美さんでした。


出典本はどれも興味深く読ませていただき臨みましたが、
実際に手紙を読むことは経験がなかったので、私には難しいものがありました。
しかし、お稽古を重ねるうちに、読みあう呼吸も合うようになりました。
それぞれの役割、また4人のテンションを統一していくこと等、群読での学びは沢山ありました。


公演中の写真を撮っていただきました。

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写真は、jo1プロジェクト≪キョウユウ≫さんより提供。

手紙は書いた人の生きた時代や人生が滲み出るもの。
文字を大事に、言葉を大事に書き綴る。
便箋や封筒や切手を、相手のことを思いながら選ぶこともまた、
おもてなしの心。

受け取った人にとって、大切な人からの手紙は宝物にも勝る。

読み手の私にも、とても心に沁みました。
貴重な機会に感謝をこめて。




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by nagomi-no-kaze | 2017-11-04 01:18 | Live Report | Trackback | Comments(0)

秋の朗読コンサート~横笛と聴く『竹取物語』~ 無事に終演しました。

 10月22日(日)は、選挙のみならず、秋雨前線と台風接近も重なってしまいました。
 朝からどんどん雨足が強くなるばかり。
午後からの朗読コンサートを控えていましたので心配でした。が、
終演後に、ある女性のお客様から
「こんな雨の日でしたが、いいひとときを過ごせました。
本当に来てよかったと思いました。」と、声をかけていただきました。
心の中に急に晴れ間が現れたような思いがしました。実現できて良かったです。

 高井戸図書館ではイヴェント参加は予約を受付て満員御礼だったのですが、
前日からキャンセルのご連絡が入るなどしていたようです。
そこで、当日は入口に張り紙があり、当日飛込参加も許されていました。
 この天候では仕方がありませんが、それでも聴いてくださった方が思いのほか
多く、更に当日ご来館で聴いてくださった方も数名いらしたようでした。

 時間を作って聴きにきてくださり、心から御礼を申し上げます。
どうもありがとうございました。
また、今回お会いできなかった皆様、そして元々ご予定ありで応援してくださった
皆様、お陰様で、無事に終わりましたことをご報告いたします。

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 横笛奏者の金子弘美さんとは、2004年、三鷹市での秋のあるイヴェントにて
ご一緒させていただきました。そこで『竹取物語』初演となりました。
 その後も青梅、鎌倉、三鷹と様々な場所で、他の作品を共演していただきました。
 今回、図書館のご意向も受け、和楽器との会を提案してみたところ、話が進み実現しました。
 演目は、前半は横笛の演奏と楽器のお話を。後半の竹取物語は長いお話です。
篠笛、竜笛、能管と三本の笛を、その特色を生かして場面にあてて演奏します。
私も金子さんも久しぶりのことで、音楽と言葉の箇所も、前回から一部検討し直して臨みました。笛によっては時に緊張感があり、私の読むテンポもずいぶん変わりスムーズに読めました。ありがとうございました。
 お客様もよく聞いてくださったのが印象的でした。
様々な横笛の音色を楽しめたことや、物語には「意外と深いお話でした。」「解釈が面白かった。」などコメントをいただきました。
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さて、金子さんの帯に注目です。なんと、絵柄が竹取物語なんですよ。おしゃれでしょ。
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女性のお客様はすぐ気がついて、終演後に写真を撮りたいと何人かお申し出があり、私もそれに便乗してしまいました。



 それから、忘れてはならないのは、会場設営に協力してくださった館長さん、スタッフの方のご尽力です。
そのおかげで、会場も和の雰囲気に。 何より、地域との連携が素晴らしいことがわかりました。
近くの公園から本物の竹を譲っていただいて、その竹を雨の降る中、切ってこのように設置してくださいました。
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そして背景の絵は、ご近所の女性の方に竹の絵をお願いしてくださったのです。
その鈴木輝子さんは聴きにきてくださり、お目にかかることができました。

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暑い夏の間にも蚊の多い時期にも竹を見に行っては、こんなに力強い竹の絵を描いて仕上げてくださったそうです。
本当に本当に、どうもありがとうございました。





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by nagomi-no-kaze | 2017-10-23 23:24 | Live Report | Trackback | Comments(0)

和みの風の朗読会 無事に終演しました。

 暑中お見舞い申し上げます。 
夏真っ盛りとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

 8月に突入してからのご報告となり、お待たせして申し訳ございません。
7月22日(土)開催の和みの風の朗読会は、無事終えることができました。
写真は会場の図書室カフェITOHさんです。今回もお世話になりました。


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 会の始まる前に撮りましたが、後から思い返してみたら、
この時に、共演者の湯田美津子さんとのショットを撮っておけばよかったのですが、タイミングを逸してしまいました。
湯田さんをご紹介できず残念です!
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 さて、朗読会では安房直子さんの作品から「夏」の物語として、
『奥さまの耳飾り』と『ほたる』の二つの物語を選び、お届けしました。
どちらのお話も、「魔法」にかけられたような不思議な現象を目の当たりに、
その美しい自然の風景と、登場人物の気持ちが揺れる、静と動の織り成すお話でした。
読み手の私にとって表現の難しい作品でしたが、挑むにあたり、いい機会に恵まれたと思っています。
会場で聞いてくださった皆様、そして共演者ピアニストの湯田美津子さん、
本当にどうもありがとうございました。

 言葉以上の大きさ、深さを感じさせてくれる、音楽はいつも頼もしい存在です。
作品の世界観を、言葉からも音楽からも伝わるように届けられたらいいなぁと思っていました。ですから、ピアノによる音楽の表現はとても重要でした。

『奥さまの耳飾り』では、朗読と音楽の構成で考えました。
湯田さんによると、はじめは既存の音楽も頭をよぎったそうですが、思い直して、即興で浮かんだ旋律がヒットしたようです。
練習の時に私も聞かせていただいた後に、その音楽を展開されて作曲へ。
この作品では、登場人物の心情に沿うものであったので、物語の中で人物の気持ちの変化を音からも感じられるように、音階によってその旋律はどのように聞こえるのか?を考えたり・・・。そのようなお試しを鑑賞しながらの練習も楽しかったです。 

『ほたる』では、ほたるが飛んでいき、それを追いかける少年のラストシーンが美しく、お話が終わって、その幻影を音楽で表現していただきました。
ほたるたちが舞い上がって、にじんだ光が夜空では星のようなきらめきとなり・・・。

これを受けて、最後は、ピアノのソロで「星に願いを」。
そしてアンコールには、ショパンの「ノクターン」。湯田さんのご提案により、歌をアレンジされた形での演奏で。歌は、湯田さんのご友人で来場されたボーカリストの女性「りょうこさん」が担ってくださいました。ありがとうございました。

 北九州でのこの会は3回目。毎回、有難いことに、気づきがあります。
安房さんの作品を知るきっかけになること、朗読に興味を持ってくださること、などを直接ご感想をいただいたり、コメントを寄せてくださったのは嬉しいことでした。
また、もっとこうした方が良いなどのアドバイスをいただいたことも貴重でありがたく思いました。
自分でも思うようにいかなかった点と重なりましたので、改善していきたいですね。
次回は、11月3日(祝・金)安房直子さんの「秋」の作品をお届けします。
どうぞお楽しみに!!

東京と北九州それぞれにおいて、秋は色々な作品に挑戦させていただきます。 頑張ります!

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by nagomi-no-kaze | 2017-08-03 11:33 | Live Report | Trackback | Comments(0)

風流楽(ふる~ら)春のコンサートは、無事終演いたしました。

 風流楽(ふる~ら)春のコンサートは、沢山の方々のご協力のもと、5月20日(土)に終演しました。
ご来場の皆さま、そして、応援をしてくださった皆さま、共演者・関係者の皆さま
本当にどうもありがとうございました。

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松本記念音楽迎賓館にて(ボックリ博士 撮影)
野田 香苗(朗読)
渡邊 温子(チェンバロ)
生方 真里(ヴァイオリン)



 冬の会同様に、ヴァイオリニスト生方真里さんがゲストでご出演。
生方さんが直前に良いアイデアを思いついてくださいました。

 今回のプログラムには、前半 最初の曲に「ニオイスミレ」(田中カレン作曲)をチェンバロ・ソロの演奏、
またこの曲を後半の朗読と音楽においても演奏の予定でした。この「ニオイスミレ」に着目した生方さんが、
アロマオイルにとても詳しいご友人に、その香りを聞いてくださったのです。
そして、本当にあるのですね! 生方さんのご友人様がそれを見つけてくださり、即手配。
とっても貴重な香りなのだそうですが、ありがたいことに当日、会場に持参してくださいました。
なんとまぁ~、「ニオイスミレ」の香りとともに演目を楽しんでもらうことができたのでした。



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 さて私は、明治、大正、昭和にかけて活躍した作家、小川未明の童話から、『野ばら』と『月夜と眼鏡』を読ませていただきました。
後者の『月夜と眼鏡』は、チェンバリスト渡邊温子さんの音楽構成により実現したのです。
チェンバロとヴァイオリンが自然の美を奏でられ、ゆったりと流れるようなその音楽は作品にぴたりとはまりました。

 小川未明という作家は、生きていた時代、生活は苦しくとも平和を求める心を決してあきらめなかったと思います。
そして、いつ、どんな時にも人間らしく生きることを忘れてはならない、その信念を作品の中にも表現したのです。
未明童話には、未来を生きる子どもたちへ伝えたかったことが、その作風から感じられる気がしました。
選びました二作品においても、言葉はとてもシンプルですが、力強い。そのお話の力を信じて読んでみたいと私は思い、臨みました。


 このコンサートプログラムでは、バロック音楽の演奏もとても素敵で印象に残りました。
全体を通してみると、音楽と童話作品が呼応するようにつながったと感じられました。


 写真撮影はボックリ博士こと、中村義政さん。 いつも公演を見守っていただきありがとうございます。
会場の庭園の緑が映えてとても美しく、撮影された写真をいくつかご紹介しましょう。

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また、会場にほど近いパンのお店「ぺトラン」さんにもチラシを置いていただいたり、
こちらのサイトにも宣伝をしていただきお世話になりました。
ご協力をどうもありがとうございました。

<二子玉川生活>
https://www.facebook.com/futakolife

<二子玉川まち情報プロジェクトfutakoloco(フタコロコ)>
https://futakoloco.com/
https://www.facebook.com/futakoloco/


 風流楽コンサート よろしければ また 聞いてくださいませ。 



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by nagomi-no-kaze | 2017-05-31 19:31 | Live Report | Trackback | Comments(0)

和みの風の春の朗読会 無事終演しました。

晴天が続き、お出かけ日和の週末となりました。
4月22日(土)は、図書室カフェITOHさんに於いて開催の
 和みの風の朗読会 
~アイリッシュハープと聞く安房直子作品「春」の物語~ は、
おかげさまで、無事に終演いたしました。

 私の朗読を初めて聞いてくださる方、前回に続いて聞いて下さった方、外国人のお客様も一名、
いらっしゃいました。会場にご用意された席は、ほぼいっぱいになりました。
ご来場くださいました皆さま、最後まで聞いてくださいまして本当にどうもありがとうございました。

 この朗読会では、一年を通じて、同じ作家の作品を見つめて向き合いたい想いから、
童話作家 安房直子さんの作品を、季節にちなんで選び、お届けしています。
 春の作品では『遠い野ばらの村』を、アイリッシュハープの音楽とともに聞いていただきました。
主人公のおばあさんの気持ちを丁寧に追っていきたいという思いで臨みました。

 終演後のお声かけ、またアンケートへのご感想からは、朗読とアイリッシュハープの間合いも良く、
お話の内容にもとても合っていたとのご意見をいただきました。聞き手の皆さまには、この作品から
何か、受け取っていただけたのでしたら嬉しく思います。


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(公演中の写真は、店主 伊藤美子さんの撮影)


 奏者の緒方博子さんとは初共演。
今回、私の希望の曲と奏法をお伝えして、工夫も凝らしていただきました。
練習中お話の流れを聞きながら思い浮かぶ音楽もあったそうで、
「朗読と合わせることが初めてだけど、このような経験は新鮮です。」と。
ですから、その箇所はお任せしました。良かったと思います。物語に出てくる、野ばらのせっけんの香り、しゃぼん玉の飛び交うシーンにも、アイリッシュハープは、いい効果を生みだしてくれました。

 当日も、「言葉から受けて弾く音を楽しめました。」とのお言葉をいただいて、
これは、私には大切なことで、とっても嬉しかったです。どうもありがとうございます。



 さて、会場の図書室カフェITOHさんのお食事は美味しいのですよ。
当日はリハや準備の時間がちょうどお昼にかかるので、私たちも早めに軽食をいただきます。
 この日は、野菜たっぷりのスープとドイツパン(胡桃とレーズン)を注文しました。

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 たまたま、ご友人が育てたムラサキダイコンが入って!とお話を聞き、
店主の伊藤さんがそれを見せてくれました。うわ、想像以上に大きい!!

 輪切りを写させてもらったのですが、ほんのりと紫色がありますね。

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アントシアニンの色素があるためでしょう、水にさらすとこの紫色が出るそうです。
サラダに添えてくださって、私は初めて、美味しくいただきました。
くせがないから食べやすく、一緒に添えられたカイワレダイコンのほうがむしろ刺激的でした。

 伊藤さんの笑顔とお料理が後押ししてくれて、今回も頑張れました。ありがとうございます。









次回は、安房直子さんの「夏」の物語を検討しております。
詳細が決まりましたら、情報を投稿させていただきます。どうぞお楽しみに。






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by nagomi-no-kaze | 2017-04-24 11:58 | Live Report | Trackback | Comments(0)

和みの風の朗読会(2月25日)のご報告

 春の足音が近づいてきましたね。まわりがどんどん春めいていきます。
さて、ご報告が遅れてしまいましたが、
2月25日(土)に開催しました、
和みの風の朗読会
~リュートと聞く安房直子作品「冬」の物語~ 
          『ひぐれのお客』  を、無事に終演しました。
(写真は、ご来場のお客様 中嶋かつ子さん提供です。)


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 私にとって、北九州では初めての朗読と音楽の会でしたので、
正直なところ、どのくらいお客様が集まってくださるのかしら?と思っていましたら、
当日は会場いっぱいにご着席くださっていて、びっくり!
その日に訪ねてこられたお客様もいらっしゃって、とっても嬉しかったですね。

 会場の図書室カフェITOHの店主、伊藤さんのご紹介でご縁をいただきまして、
市内在住のリュート奏者、中野博司さんをお迎えすることができました。
中野さんの古楽演奏グループの皆さんもお友達とともに来てくださったのですよ。


 ご来場くださいました皆様には心より感謝いたします。
また、応援してくださった皆様からのお気持ちも嬉しく思います。
本当にどうもありがとうございました。


 今回選びました安房直子さんの作品『ひぐれのお客』は、わたしが好きなお話のひとつです。

洋裁店の店主と、初めて訪れたねこのお客のやり取りでお話が進んでいきます。 
ねこは真冬の厳しい寒さに備えてあつらえたマントに裏地を
つけたくて、その生地を求めているのです。そして、その生地は100パーセント絹で、
色にも希望があり、赤い裏地をつけたいと。店主はその裏地の色選びに悩まされます。

「赤は赤でも、ぼくは、ストーブの火の色がほしいんです。」

 ねこの欲しい色は見つかるのでしょうか?

 色の性質を想像することは難しいかもしれませんが、
目と耳で、自分の感性を向き合わせてみると、これまで見えなかったものが見えてくるのです。
不思議なものですね。

 色から連想するイメージを、リュートの音色で音楽と一緒にお伝えしていきたくて
今回は言葉と重ねて演奏してもらうことにしました。
イギリス、フランス、イタリア、スペイン、と、様々な国の音楽を
中野さんが選曲してくださったことはありがたく、
それぞれのシーンに雰囲気がかもしだされて、いい風合いが出たように思っています。

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 おまけで、
ヘルマンハープとの二重奏も、二曲、『庭の千草』『ふるさと』を聞いていただきました。
提案をいただいたときは驚いて、ご一緒するなんてとんでもないと恐縮しましたが、
ヘルマンハープと私の都合に合わせてくださって、本当に有難く思いました。
リュートの伴奏で、なんて、滅多にないチャンスですものね。貴重な機会をいただきました。

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 ヘルマンハープは、ドイツのヘルマン・フェー氏が、愛する家族のなかでお一人、
生まれつき重度のダウン症の息子さんのために、彼が弾ける楽器を考案したのです。

 今回、会場には、(公財)北九州市身体障害者福祉協会主催の「かがやき作品展」として、
月森聡美さんの絵画展示がありました。月森さんにはダウン症の障害があります。

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 これも、何かのご縁なのでしょうか。
ほんの少しの時間でしたが、ヘルマンハープもご紹介できることとなって、嬉しく思いました。
サインペンで綺麗に彩りされた月森さんの絵画には、大好きな日本舞踊の先生のこと、ひな祭り、
お花が描かれていました。明るく華やいだ店内での朗読会となりました。


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by nagomi-no-kaze | 2017-03-13 19:16 | Live Report | Trackback | Comments(0)

風流楽 Winter Concert 2017 終演しました。

1月22日(日)東京都立川市にて、風流楽(ふる~ら)の公演を無事終演しました。
前半は、バロック音楽を、チェンバロ・ソロ、ヴァイオリンとチェンバロの演奏で。
後半は、朗読と音楽による『最後の一枚の葉』を。お送りいたしました。

ご来場のお客様、メールやお電話、お手紙から応援してくださいました皆様、
お心遣いをいただきました皆様、どうもありがとうございました。

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             アートルーム新紀元(東京都立川市)にて




風流楽は、朗読と音楽のユニットで活動して10周年を迎えました。
これまで年に2回の公演と出張演奏での出演を含め、この会で40回目となりました。

朗読作品には、詩、童話作品、文学作品などを取り上げてきまして、
チェンバリストの渡邊温子さんが選曲・構成をしてくださいます。
2013年に共演のヴァイオリニスト生方真里さんが再びご出演くださり、
O・ヘンリー作品『最後の一枚の葉』(結城浩訳)を、もう一度お届けすることができました。

二回とも聞きましたというお客様も数名いらして、それも嬉しいことですが、
お帰りの際に感想を寄せられて、新鮮に感じられたご様子で、更に嬉しく思いました。


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『最後の一枚の葉』はご存知の方も多いと思いますが、ほんの少しご紹介しましょう。
肺炎にかかって、生きる希望を失った若い女性画家、ジョンジー。
窓辺から見える、老木のツタの木から散る葉をみて、最後の一枚の葉が散るとき、
自分も死ぬのだと信じているのです。
そのようなジョンジーに心を悩まし、なんとか励ましたいと思う友人たち、
スーとベーアマン老人が、それぞれに自分のできることをジョンジーのためにします。
嵐の晩にも散らずに枝にとどまった最後の一枚の葉は、ジョンジーの心に勇気と希望を
もたらします。
その葉はどうして散らなかったのでしょうか?
いつか傑作を描くのだと言いながら、なかなか絵筆を動かすことのできないでいた
ベーアマン老人でしたが、それは、嵐のなかを、彼が命をかけて描いた作品で、
これが彼の「傑作」となったのでした。


わたしには、2つのお話があるように思えまして、
それらは交差しながらも、ひとつに繋がったときの感動は大きい。
O・ヘンリーは、意外な結末が待っているという物語の展開が素晴らしいものです。
そこが魅力でもあります。

いただいたご感想の中には、同じ作家の他の作品も聞きたいとのご意見や、
日本の古典文学のご希望も書かれていましたので、有難く思いました。
今後の参考にさせていただき、また精進してまいりたいと思っています。

どうもありがとうございました。

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         写真撮影 ボックリ博士   いつも、ありがとうございます! 
                      

     次回の公演は、2017年5月20日(土)松本記念音楽迎賓館にて予定しています。
     よろしくお願いいたします。
     詳細は、改めて、ご案内させてください。



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by nagomi-no-kaze | 2017-01-25 23:36 | Live Report | Trackback | Comments(0)