2016年 08月 29日 ( 2 )

ご親切にオブリガード! Rio2016

 今回の旅路は長い距離に加えて心配ごとが沢山ありました。
特に治安、ジカ熱については渡航前の注意事項も多く、周囲から心配されました。
ですから、大きな問題もなく無事に帰国できたことはホッとしました。


色々と考えて、今回、ブラジルの方々に大変親切にしていただいたことを書こうと思います。
オリンピックというお祭り最中ではありますが、出会った人に対して不愉快に思ったことがありませんでした。
それはブラジル人の気質で、普段通りに接してくれたのではないかしら?と思いました。
 閉会式で、ボランティアの方々に対して感謝を伝えたIOCのトーマス・バッハ会長の言葉に、
「あなたたちの笑顔がわたしたちの心を明るくしてくれた。」とありました。
これはその通りで、外国人にとっても本当に有難いことです。
 どこにおいても同じように、リオでもボランティアの方々はとても頼りになります。
道で、駅で、会場で、時には暗い夜道にも立っていてくれている。そのユニフォームを見ればまさに灯のような存在です。
皆さんが英語を話せるわけではありませんが、何とか身振り手振りで教えてくれたり、
困ったときは英語のわかる人を連れてきてくれます。


 私たちは、宿泊のホテルからバハ地区の会場までの道のりを幸い徒歩で行くことができましたが、
オリンピックパークの会場まで約30分。もう一か所、リオセントロの会場までは更に30分先にあり、
十分に歩かねばならない距離でした。
マラカナ地区の会場へは、BRT(路線)や地下鉄など公共交通機関を利用しました。

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 私たちは外に出て迷ったら納得するまで確認します。そこで、地元の方々に聞いてお世話になります。
二日目の朝の、バハ地区のリオセントロの会場へ卓球を観に行く時のことを振り返ります。

 前日に全ての行程を歩いていた私たちは、バスを利用してもう少し早くたどり着けないだろうかと思いました。
そこでツアーデスクの担当に相談すると、会場近くまでバスで行けるルートが、あるにはあるとのことでした。
バスを利用するためには、Rioカード(デポジット式)を手に入れる必要がありました。
さて、ここから、約10人の方にお世話になったのです。

駅の改札より手前で警備員のお兄さん :Rioカードは本来なら休日は販売休止であることと、今日は反対側の売り場なら売っていることを教えてくれる。
駅付近でおじさん:①で言われた通り歩道橋を渡るため一緒に渡って道案内をしてくれる。不安そうな私たちに、「片側だけで販売しているなんておかしいね。」と言って励ましてくれる。
駅の改札で、ボランティアの若い女性:チケット売り場で英語通訳をしてくれて、Rioカードを買い、使い方も教えてくれる。


バス停へ。既にそこにいたおじさんとおばさん:このバス停にはバスが止まらないと判断した二人は、我々にもそのことを伝え、次のバス停を勧め、「一緒について来なさいと言ってくれる。」⇒この後、別れる。
交差点で警察官:英語は通じないが何かを伝えようとしてくれる。あとから考えると、彼はこの時こう言っていたのだろう。「今日はバスは止まらない日だよ。」

同じ交差点で若いカップル:英語が分かる女性が「会場への行き方を一緒に考えてあげる。」と言い、私たちを違うバス停に連れていってくれる。
しかし、ここでもバスは来なかった。
カップルの二人はこの後別のところへ行かねばならなかった。
女性が近くで交通整理をしているおじさんに声をかけ、私たちの状況を話し、
おそらく、タクシーをつかまえてくれるように頼んでくれたのだろう。

バス停の目の前で、交通整理をするおじさん:誘導する車の運転手に、私たちのことを話し、同乗させられるか聞いてくれる。なんと、一般の乗用車を止めて、私たちを乗せることを頼んでくれたのだ!

同じ場所で、女性ドライバー:即答でOKし、私たちを乗せてリオセントロの会場へと連れて行ってくれる。英語がわかる女性で、仕事に行く途中だったのにナビを変更して快く運転してくれる。
会場付近でガードマンその1:運転手の女性が、会場内のパビリオンへの入り口を聞くと、うまく誘導してくれる。(パビリオンは複数ある。)

パビリオン付近でガードマンその2:急ぐと思ったのか、交通規制の為に置かれたパイロンをどかして、車を通してくれる。


これらの方々の親切に助けられ、私たちは目的のパビリオン3に一番近いところに到着し、観戦する試合時間に間に合ったのでした。

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皆さん、本当にどうもありがとう! オブリガーダ ♡



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by nagomi-no-kaze | 2016-08-29 17:29 | マタサブロウ旅日記 | Trackback | Comments(0)

ありがとう・オブリガード!Rio2016

ブラジルでの公用語はポルトガル語で、「Obrigado」オブリガードは「ありがとう」の意味です。
この言葉を交わす度に、私もいつしか緊張がほぐれて楽しく過ごすことができました。

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          (部屋からの眺め 朝6時過ぎたころ)

<ありがとうの連呼>
 日本語では元々「有り難し」という言葉から「ありがとう」への説が有力ですが、
一方では、ポルトガル語から日本語へ またはその逆で日本語からポルトガル語へ伝えたという説も
あるのだとか。真相はわかりませんが。
 さて、現地で驚いたことの一つに、ブラジルの方々と道ですれ違う時に、あれは日本人だと思うと彼らから迷いもなく発せられるのは「コンニチハ」よりも「アリガート」の言葉。
そして、こちらも「ありがとう」と返すと、それはもう嬉しそうに、表情がはしゃいでいます。
それは、言葉が通じた!反応があった!ときの気持ちで「ヤッター!」みたいな感じと言えばよいでしょうか。
 面白いものですね、「ありがとう」がこれほどまでに知られているなんて。本当にいい言葉です。
ですから私たちも「ありがとう オブリガード *(ダ)」を必ず返すことにしました。 *女性語ではObrigada

<写真>
会場ではお互いに写真を撮りあったりすることはよくある光景です。
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ブラジル人との一番面白かったエピソードもこれでした。
まず、
①「一緒に写真を撮ろうよ!」と、どこからでも気さくに声をかけてくることです。
次に、
②誰でも構わずに目にとまった人に声をかけてカメラを渡し、「撮って!」と頼みます。
その動作が早いことに驚きますよ。私なんかは、「どの人に頼もうか?」と、信頼のおけそうな人とか、写真を撮るのが上手そうな人とか、一瞬でも何かこう考えるなと思うのですが。
ブラジル人は迷いません。そして、頼む人を疑いません。
それから、
③「「横」だけじゃなく「縦」もね!」と、撮影者に必ず念を押します。
そして、ポーズですが、
④一緒に映る私たちを囲んで、必ず腕を肩にまわして組みます。
これは以前にも思ったことがありましたが、今回で明確になりました。
何だか、これでもう友達ね、と言われたみたいな感じです。
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そんなこんなで最初の二日間、紋付き袴と着物姿だった二人は、ブラジルの方々に歓迎されて随分モテました。できるだけ私のカメラでも撮ってもらおうとしたのですが、そうしていると段々間にあわなくなりました。
歩いていてすれ違うと、声をかけてくれて笑みを交わしたり短い会話をしたり、
一緒に写真撮影を次々に繰り返し、その数、120人は下らないと思います。


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 一般のお客さんだけではありませんでした。オリンピックスタッフとしてボランティアで会場案内する方や、ガードマンの方、フードコーナーで働く方、バスの運転手、等様々に。
暑い中も風が強くても笑顔で、ほとんど立ち仕事なのでしょうが、そんな中でも寄って来て「写真一緒に撮ろうよ!」と声をかけてくれました。

頑張る皆さんにとって長い一日の、ほんのひととき、「今日は日本人と撮った!話した!」という思い出になれば、
それは嬉しいことだと思いました。

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by nagomi-no-kaze | 2016-08-29 13:37 | マタサブロウ旅日記 | Trackback | Comments(0)

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