和みの風の春の朗読会 無事終演しました。
2017年 04月 24日
晴天が続き、お出かけ日和の週末となりました。
4月22日(土)は、図書室カフェITOHさんに於いて開催の
和みの風の朗読会
~アイリッシュハープと聞く安房直子作品「春」の物語~ は、
おかげさまで、無事に終演いたしました。
私の朗読を初めて聞いてくださる方、前回に続いて聞いて下さった方、外国人のお客様も一名、
いらっしゃいました。会場にご用意された席は、ほぼいっぱいになりました。
ご来場くださいました皆さま、最後まで聞いてくださいまして本当にどうもありがとうございました。
この朗読会では、一年を通じて、同じ作家の作品を見つめて向き合いたい想いから、
童話作家 安房直子さんの作品を、季節にちなんで選び、お届けしています。
春の作品では『遠い野ばらの村』を、アイリッシュハープの音楽とともに聞いていただきました。
主人公のおばあさんの気持ちを丁寧に追っていきたいという思いで臨みました。
終演後のお声かけ、またアンケートへのご感想からは、朗読とアイリッシュハープの間合いも良く、
お話の内容にもとても合っていたとのご意見をいただきました。聞き手の皆さまには、この作品から
何か、受け取っていただけたのでしたら嬉しく思います。
(公演中の写真は、店主 伊藤美子さんの撮影)
奏者の緒方博子さんとは初共演。
今回、私の希望の曲と奏法をお伝えして、工夫も凝らしていただきました。
練習中お話の流れを聞きながら思い浮かぶ音楽もあったそうで、
「朗読と合わせることが初めてだけど、このような経験は新鮮です。」と。
ですから、その箇所はお任せしました。良かったと思います。物語に出てくる、野ばらのせっけんの香り、しゃぼん玉の飛び交うシーンにも、アイリッシュハープは、いい効果を生みだしてくれました。
当日も、「言葉から受けて弾く音を楽しめました。」とのお言葉をいただいて、
これは、私には大切なことで、とっても嬉しかったです。どうもありがとうございます。
さて、会場の図書室カフェITOHさんのお食事は美味しいのですよ。
当日はリハや準備の時間がちょうどお昼にかかるので、私たちも早めに軽食をいただきます。
この日は、野菜たっぷりのスープとドイツパン(胡桃とレーズン)を注文しました。
たまたま、ご友人が育てたムラサキダイコンが入って!とお話を聞き、
店主の伊藤さんがそれを見せてくれました。うわ、想像以上に大きい!!
輪切りを写させてもらったのですが、ほんのりと紫色がありますね。
アントシアニンの色素があるためでしょう、水にさらすとこの紫色が出るそうです。
サラダに添えてくださって、私は初めて、美味しくいただきました。
くせがないから食べやすく、一緒に添えられたカイワレダイコンのほうがむしろ刺激的でした。
伊藤さんの笑顔とお料理が後押ししてくれて、今回も頑張れました。ありがとうございます。
次回は、安房直子さんの「夏」の物語を検討しております。
詳細が決まりましたら、情報を投稿させていただきます。どうぞお楽しみに。
by nagomi-no-kaze | 2017-04-24 11:58 | Live Report | Trackback | Comments(0)