平尾台(北九州市)カルスト地形と鍾乳洞
2015年 12月 28日
カルスト地形とは? 石灰岩が雨や流水で溶かされてできた地形。
そして、
秋吉台の鍾乳洞を思い浮かべるかもしれませんが、
北九州市にもあるんですよ、鍾乳洞が!
ここ、平尾台には数多くの鍾乳洞があるなかで、3箇所、洞窟のなかを歩いて見学できます。
詳しくは、こちら。http://www.hiraodai.jp/hnoc/guide.html
今日はその一つ、牡鹿(おじか)鍾乳洞に行ってきました。
入洞口が竪穴になっていることが、日本では珍しいそうです。
冬、年末に鍾乳洞、まぁ、よいではありませんか。
寒そう~と身構えていましたが、全く心配なし!
洞窟のなかは通年15℃くらいだそうです。夏は涼しく、冬は外気よりも温かい!
ですから、歩いているとだんだん熱くなってきました。
途中に、看板を読むと「羊の頭」「象の足」「鯉の滝登り」などなど。
言われてみればそのように見える岩の形に出会います。
なかには「天通洞」といって、地上に通じている部分があったり、
洞窟の中は水音が絶えず聞こえていて、
ここから先は地底池からの湧水の源に通じているとの案内も見つかりました。
植物も生きるはずですね!
小さな蝙蝠が寄り集まって眠っているのも発見!
ちょっと怖かったけど、起こさないように、気をつけてそそくさ通りました。
鍾乳洞のなかにいた時間は約30分。
静かな、温もりある、自然の懐のなかに身を置いた、穏やかな時間でした。
季節を変えて、あと2箇所の洞窟にも行ってみたいと思います。 2015.12.28
by nagomi-no-kaze | 2015-12-28 17:23 | あなたも行ってみませんか? | Trackback | Comments(0)