大晦日に投稿。今年もこのブログを読んでくださってどうもありがとうございました。皆さまにとって、2023年はどんな一年でしたでしょうか?
私にとってこの一年はスキルアップに励み、少しずつ前に進むことができました。
まず、朗読の公演活動では、以前のように朗読できたことが大きかったです。
これまではオンライン上で出演、会場で制限が設けられていたこと等ありましたが、
その心配はほぼ無くなりました。私の前に聴き手がいてくださる、これが有難いことなのです。
しかし、その一方でこれが決して当たり前ではないのだと実感した、これもコロナ渦における気づきでした。
心に響くお話を素敵な音楽と共にお届けしていきます。よろしくお願いします。
今井館聖書講堂にて(2023年11月25日)
次に、日本語教育の勉強から3年、色々な知識が増えたことは嬉しく、
欲を出して地域の子どもの日本語学習支援に関わりたいと思うようになりました。
夏に研修会を経て秋から地域ボランティア活動に携わることが叶いました。
様々な背景を持つ子どもたちが日本に増えていくと考えます。
一人一人の個性を大切に考えたい、そして子どもたちが日本語を勉強したらこんなができたと
思ってもらえるよう、私にできることを増やしていきたいです。
新しい挑戦に、今年2月 日本語を学ぶ留学生たちに「いけばな体験」を行いました。
参加者全員が初体験。しかし、私の心配をよそに、自ら希望して参加した学生さんたちはさすがに意欲的でした。
花を活けることを楽しみながら次々といけばなに挑み、最後に複数の作品を見せてくれました。
学生さんたちが写真を撮ったり、仲良くお互いの作品に話をする姿を見て、私もとても楽しかったです。
これは歳相応でしょうか、五十肩を経験しました。突然左肩を痛めて、
最初は理由がわかりませんでしたが、おそらくこれだろうと思っています。
まだ完全ではありませんが、時間が必要と思い、無理せず焦らず経過をみながら過ごしました。
あともうひと息と思います。
2009年から始めたヘルマンハープ。今年はアンサンブルで出張演奏の機会に恵まれました。
人前で弾く緊張感はあるものの、優しいひとときが肌に感じられて楽しく、満ち足りた思いがしました。
12月にあるお祝いの会にて、先生もご一緒の4人で演奏参加しました。
最後に、朗読出演では11月と12月にチャリティコンサートのご依頼を受け風流楽出演。
(風流楽は、朗読とチェンバロのユニットです。)
フランスに伝わるお話「ちいさな曲芸師バーナビー」上演をリクエストいただきました。
昨年、このお話の音声配信を初めて試みました。今年は2回もお届けできる、しかも、2件とも教会で上演。
いつかそんな機会があるといいなと思ってはいましたが、本当に実現するとはびっくりです。
もう一話、故 光原百合先生への感謝の気持ちをこめて「何もできない魔法使い」を語りました。
自分ができることは何かを考えるとき、私はこのお話を思い出します。百合先生のメッセージを
ぜひお伝えしたいと選びました。
11月は今井館聖書講堂(東京都文京区)12月はカトリック片瀬教会(神奈川県藤沢市)
いずれの会場において、言葉もチェンバロの演奏もとても美しく響きました。
最高のシチュエーションで、たくさんのお客様に聴いていただけたことは忘れられません。
共演のチェンバロ奏者渡邊温子さん、それぞれ企画に関係されたスタッフの皆さま、
沢山の御来場のお客さま、また来場できずとも応援くださった皆さまに心より感謝です。
本当にありがとうございました。
今井館 聖書講堂にて
定員70名 ありがたいことにチケット完売、当日も満席となりました。
片瀬教会にて入口にご案内。
予想を超えて、この日120名以上の方が聴いてくださったそうです。
来年はどんな作品に出会い、朗読することができるかしら? とワクワクします。
年明け、良いタイミングに3月公演をご案内します。どうぞお楽しみに!
さあ、新しい年がやってきます。2024年 令和6年 辰年ですね。
皆さまが自分を輝かせる一年となりますよう、心からお祈りいたします。
どうぞお元気で、良いお年をお迎えください。
12月6日 広島県尾道市を訪れ、街を望む。
心晴れやかな新年をお祝いできますように。